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オススメしたいステキマガジン

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スキのストリームに埋もれさせるにはもったいない、沢村の備忘録的マガジン。読んで「これはためになる~」「はぁーええ話や…」と感じた記事をまとめさせていただいています。
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2019年2月の記事一覧

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コミティア127出張編集部持ち込みレポ

「先生、結婚おめでとう!と生徒達が声をかけてくれたんです。」初音ミクさんと近藤さんが築く、次元をこえた結婚のかたち。

AIと人間が築く関係性は、いつしか映画の中の“架空のストーリー”ではなくなってきました。紛れもなく、現代社会には二次元のキャラクターに恋をし、愛を感じるという人が存在しています。 2018年11月、地方公務員として働く近藤顕彦さんはバーチャルアイドル「初音ミク」さんと、都内の式場で結婚式を挙げられました。「初音ミク」はヤマハが開発した合成音声システムVOCALOID(ボーカロイド)と呼ばれるソフトウェアのキャラクター、いわば2次元の仮想の存在。 誰かや何かを好きになること

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うちの猫①

私の女友達たちは、女の子と付き合ってる。

こんにちは、ハヤカワ五味です。 私の周りには色々な人がいます。 障害者手帳持ってるパリピとか、めちゃくちゃハッピーなゲイの人、このご時世に隠れキリシタンの人。自分の仕事柄もあって様々な人が身の回りにいるのだけど、大学時代に仲良くなった友達がレズビアンだったので、彼女と過ごしていく中で「レズビアンから見える世界」を少し垣間見た。 そんな中、最近になってLGBTQ+と出生率に関してのニュースやツイートを多く見かけて、居ても立ってもいられずこのnoteを書いています。 同性

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こめ騒動

「隠れ虐待」の記事に対してひとつだけ 2019/2/25

「隠れ虐待」と称した記事を挙げました。 完全に私のもとを離れ、たくさんの人がご意見ご感想を投稿している。 私が何を言ってもという状況だが、それに対して、一つだけ、一つだけ気になることをひっそりつぶやいていく。 「毒親」というのはあくまで文章の枕として使っただけで、私は親を「毒親」だと思っているわけではない。自分の親のことを毒親だとも思っていないし他のなにとも思ってない。そういう一人の人間、と思っている。 親は「毒」ではない。「他人」だ。 一緒に暮らしてきた、関わりの深い他

母に「隠れ虐待」されてたのを思い出した話 2019/2/22

「毒親」という言葉も流行っている。 毒なんて、人類みな持ってるものだ。大丈夫! これから、今までの人生で一度も誰にも言ったことがないことばかり書いていく。 重症な記録癖を持つ私が唯一文字にできなかったことたちだ。 これは、母に「隠れ虐待」をされていた話だ。 虐待も、一般的に思う「食べ物を与えられない」「暴力をふるわれる」以外にもいろいろなケースがある。 自分もにたような思いをしてきた、自分が親になって似たようなことをしてしまいそう、そんな人もいるかもしれないと思い、よう

フォロワー数はパワーではない

「フォロワー数をウン倍する」といったノウハウが、ネットにはよく流れている。 多くの人は、フォロワー数を「集めるだけ強くなる成功のバロメータ」と考えているようだ。 ドラゴンボールの戦闘力のような感じだろうか。  経験上、それは間違った考え、それもかなり危険な間違いに思える。 フォロワー数はブースター一般的に、フォロワー数は「多ければ多いほどよい」と思われているが、それは間違いだ。なぜならフォロワー数の本質は、パワーそのものではなく、パワーを増幅するブースターだからだ。レ

ロゴデザイン初心者が知っておきたい5つのポイント

はじめまして、Webデザイナー兼フロントエンドエンジニアのうみです。 「Webデザイナーはロゴデザインできて当たり前」と思われることがあるのですが、実際の業務でロゴデザインを作る機会は限られています。 まだ私がデザイナーとして経験が浅かった頃、ロゴデザインの依頼が来る度にそれっぽく見えるようになんとなく作っていました。今になってみると過程は非効率で、出来上がったデザインも反省点が多いものとなってしまっていました。今回は6年前の自分にアドバイスしたいロゴ作成での5つのポイン

「よりよくなろう」と思うこと

 昨日の世間の話とも関わることかも知れないが、最近はどうも「ひねくれたもの」が駄目になって、「よりよくなろう」という基本的な態度をはっきりと衒いなく出しているものが好きになった。もちろん、後者のような態度がしばしば「意識高い」と揶揄されていることは知っているが、まさにそういう文脈に配慮するために、「よくなろうなんて思ってません」と、ひねくれて見せることに割かれているリソースが、バカバカしく感じられるようになったということだ。

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賞味期限と消費期限。

お菓子でも、サンドイッチでも、お弁当でも。 店頭で売られる食べものには、賞味期限と消費期限のいずれかが記載されている。このうち消費期限とは、その期日までなら「安全に食べられる」、という期限。逆にいうと、その期日を過ぎたものは衛生上食べないことを推奨するもので、弁当やおにぎりなど、傷みやすい食品に表示されている。 一方の賞味期限は、スナック菓子や缶詰、インスタントラーメンなど傷みにくいものに記載された期限で、その期日までなら「おいしく食べられる」という案内になる。消費期限と

誰が「自分」をゆるすのか

 声をかけてもらって、なんとなく話をしていたらそういう流れになったので、真っ昼間のニートタイムに、さむさんとツイキャスをしてしまった。話題はいろいろだが、とくに印象に残っているのはキリスト教に関する話。キリスト教には日本人にとって厳しいところが様々にあるけれども、「原罪」という概念はやはりスゴイのではないか。全てとは言わないが、それでも一定の数の人たちは、自身の存在に不確かさというか、ある種の「うしろめたさ」、あるいは根拠の欠如感を抱えていて、それに「原罪」という名前を人類一

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わたしを救ったオリンピアンのことば。

オリンピアンということばがある。 オリンピック出場経験を持つアスリートを指すことばだ。オリンピックということばはもう完全に日本語だけれども、オリンピアンにはどこか崇高な、いかにもギリシャっぽい、オリンポスの神々を思わせる響きがある。 そのテレビ視聴者数においてしばしば比較されるサッカーのワールドカップにはたぶん、オリンピアンに該当することばはない。英国生まれのスポーツなので英語ベースで「ワールドカッパー」みたいな言い方をしても、それはあまりうれしくないだろう。あるいは「ワ

なぜ私は料理をするのか?

7日にNサロンの1回目の講義を終えた。話している最中、みんなが割と静かな感じだったので、あれ、大丈夫だったかしら…と思っていたのだが、一日たったらレポートが続々noteに上がってきて、しかも理解の深いものばかりだったので、安心した。熱心に聞いていてくださっていたんですね。 みんなのレポートを読みながら、やはり家庭料理のアップデートというのは本当に難しいことだなと感じた。それぞれの抱える家庭の形と料理への動機や熱がほんとうに多様だから。 料理が面倒でしかたがない、でも娘と一