フリーランスと発信と「計画的偶発性」
フリーランスエンジニアを通算7年ほどやっているが、エージェント等にも頼ったことはなく、幸いにもおもしろい仕事の話を常にどこかしらからいただけている。
しかしこれ、常に「たまたま」でしかないと思っている。今回はたまたまおもしろい仕事の話が飛び込んできたが、次またどこかからそういう話が来るとは限らない。しかしその「たまたま」はやっぱりまた来るだろうなとも思っている。
発信活動の実益
自分は発信活動を「実益を伴うもの」と位置づけている。100万円の請求書を出せば100万円もらえるように、発信をすればそこに自分の時間を投下しただけの実益があると見込んでいる。
もちろん、発信から直接得られる売り上げはまだまだ小さすぎて「実益を見込める」とは言い難い。
では何を一番の実益と思っているかというと、「次のおもしろい仕事」だ。自分はある程度単価も高いし、仕事をするとスキルと実績もついてくる。
ただし、発信から仕事が来るかどうかは直接は自分ではコントロールできない。つまり「たまたま」でしかない。しかし自分はこれを発信の実益だと思っている。つまり、その「たまたま」をある程度「確度が高い」ものと見込んでいる。
自分でも書いていて実に説明が下手だなと思うが、こういった考えを既に提唱した理論があるというのを今日知った。
クランボルツ理論/計画的偶発性理論
僕が上で「たまたまなんだけど確度が高い」とかごちゃごちゃ書いてたことが、「計画的偶発性」というワードで(キャリアの文脈でだが)スッキリ表現されている。
個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
そうそう、フリーランスが発信から仕事を獲得するのもこの「計画的偶発性」だよね、と思ったという話でした。
参考
弊コミュニティで教えてもらった以下の書籍で知った(電子版がないので未読)
「夢はあきらめると、けっこうかなう」
このフレーズも自分のキャリアの考え方と合致していて書きたいことがあるが、それはまた今度。
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