見出し画像

ケベックのハート〜修道院滞在リトリート

この夏休みに行ってきた北米の旅についての第2回目です

第1回目はこちらです

初めてのカナダなのに、ケベックシティしか行かないなんてもったいない!
と、最初はバンクーバーやモントリオール、オーロラも見ようと考えていました。
入国審査官にも「せっかくカナダに来たのに5日間で帰るのか?」と怪訝な顔をされましたから、それが普通の感覚ですよね。

いつも、私は自分のWANT!だけで旅を作っていましたが、今回は「易」がナビゲーションの旅。
易を立てると「欲張るのではなく、これからは自分に大切なエッセンス、本質のみを大切にして行きなさい」という卦が出ました。
なるほど、広い場所を駆けずり回って忙しく散漫な時を過ごすのではなく、これからの人生は、素晴らしく良いものをすこーし、じっくりと味わう季節なのかもしれないなと、合点が行ったのです。

この選択が大正解でした。

私が滞在したのは、ケベック旧市街にある
Monastère des Augustines

元修道院をリノベーションした、修道院、教会と美術館併設のホテルで、かつ歴史的建造物です


前の晩の夜中の到着、かつ時差ボケもあり、また私には妙に神経質なところもあるので、普通初めてのホテルではまず眠れないことが多いのですが、ぐっすりと朝まで安らかに眠ることができたことには自分でも驚きました。

後から思えば、このスペースは、長年の祈りと奉仕のエネルギーに満ちていて、静寂で美しい空気がいつも流れており、それが私の身体と精神、感情と魂をすぐに癒し始めていたのです。



Monastère des Augustinesは、17世紀に作られた修道院を改装し、今はホテルとして一般に開放されています。ケベック最初の病院が修道女の手によって作られた場所でもあるのです。

モントリオールからケベック行きの飛行機の中で、
「Monastère des Augustinesは、滞在するには最高の場所だよ。
静かで穏やかで平和に満ちている。
ここは、ケベックシティができた基礎でありハートなんだ」
と隣に座っていたケベックの方が言っていた通りだったのです。



当時の修道院の雰囲気を残したまま、現代風にリノベーションされ
快適に過ごすことができます。

でも、その祈りと奉仕と静寂のエネルギーはまだそこに深く残っているのです。



私は、スピリチュアリズムやホリスティック医療に携わって早13年、奉仕の気持ちを大切に仕事をしてきました。

この場所に導かれたのは、そんな私の心を癒し、内なる強さを取り戻させる機会を与える恩恵だったのだなと帰ってきてから感じています。


いいなと思ったら応援しよう!

色と光のスクール&アトリエ〜エッセンシア
サポート、ありがとうございます。