ShozuShikko@木地師

私たち匠頭漆工は石川県加賀市山中にある"山中漆器”の木地師です。日々木に向き合い、器を紡ぐ木地師の私だから伝えたいことがある。そんな想いを少しずつ届け、繋がる様にnote始めます。https://www.shozushikko.jp/

ShozuShikko@木地師

私たち匠頭漆工は石川県加賀市山中にある"山中漆器”の木地師です。日々木に向き合い、器を紡ぐ木地師の私だから伝えたいことがある。そんな想いを少しずつ届け、繋がる様にnote始めます。https://www.shozushikko.jp/

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    bugle cup

     bugle cup …飲み口と持ちやすさに拘り抜いた木のカップ。自然の素材を活かし、手に心地よくフィットするデザインが特徴です。毎日の飲み物をより一層特別なものにしてくれる、このカップは、大切なひとときを演出するアイテムです。木の温かみを感じながら、コーヒーやお茶をゆっくり楽しんでください。経年変化を楽しむことで、使うほどに愛着が深まります。お手入れは、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗ってあげてください。 【サイズ】 飲み口95mm ×高さ96mm 【重 さ】 約100g 【材 質】 国産欅・桜・栃 【塗 り】 ガラスコート  木のカップは、その特性から温かい飲み物との相性抜群です。普段の生活の中で、ほんの少しの贅沢を楽しむために、かけがえのない存在となることでしょう。また、このカップはプレゼントにも最適。お誕生日や記念日、大切な方への贈り物として、温もり溢れる一品をぜひお選びください。あなたの生活に、bugle cupが新しい風を吹き込むことでしょう。
    2,970円
    Shozu Shikko
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    素のmebuki仙才椀 No.003

     素のmebuki仙才椀 …国産ひのきのお椀。手に馴染む使い心地が魅力。古来より日本人の生活に根付いたお椀。その伝統を受け継ぎ、職人が一つ一つ丹精込めて仕上げました。木のぬくもりを感じながら、心地よく口当たりの良い素材で、お食事やお茶を楽しんでいただけます。日常の食卓に彩りを添え、心豊かな時間をお届けします。木製品特有の経年変化を楽しんでいただくため、適切な手入れが必要です。湿気や直射日光を避け、乾いた布で優しく拭いてください。 【サイズ】 120*58mm 【重 さ】 約60g 【材 質】 国産檜 【塗 り】 拭き漆・金蒔絵  木は枝があり節があります。この芽が伸びる節=芽節は本来の自然の姿で、成長するためには必要不可欠です。  しかしこれまでは、「硬くて刃が傷みやすく挽きづらい」「節から割れが入っていることがある」「全体数からしたら少ないので扱いづらい」など、使用するには全く問題のないことが理由となり廃棄処分となっていました。  芽節の価値を再定義したい。そんな木地師ならではの想いから生まれたのが、この"mebuki"です。  芽節があるからこそ、新しい芽が出て成長する。 「芽吹く」は、幸運が巡ってくるという意味もあるそうです。 植物が長 い冬を耐え春に芽を出すように、長い間の努力が報われるという含みを持ちます。 赤ちゃんのお誕生、ご入園、ご入学、ご結婚、人生の新たな門出のお祝いに、 "mebuki" をぜひお供させてください。 素のmebuki仙才椀  国産ひのきのお椀。手に馴染む使い心地が魅力。古来より日本人の生活に根付いたお椀。その伝統を受け継ぎ、職人が一つ一つ丹精込めて仕上げました。木のぬくもりを感じながら、心地よく口当たりの良い素材で、お食事やお茶を楽しんでいただけます。日常の食卓に彩りを添え、心豊かな時間をお届けします。木製品特有の経年変化を楽しんでいただくため、適切な手入れが必要です。湿気や直射日光を避け、乾いた布で優しく拭いてください。
    7,700円
    Shozu Shikko
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    素のmebuki仙才椀 No.002

     素のmebuki仙才椀 …国産ひのきのお椀。手に馴染む使い心地が魅力。古来より日本人の生活に根付いたお椀。その伝統を受け継ぎ、職人が一つ一つ丹精込めて仕上げました。木のぬくもりを感じながら、心地よく口当たりの良い素材で、お食事やお茶を楽しんでいただけます。日常の食卓に彩りを添え、心豊かな時間をお届けします。木製品特有の経年変化を楽しんでいただくため、適切な手入れが必要です。湿気や直射日光を避け、乾いた布で優しく拭いてください。 【サイズ】 120*58mm 【重 さ】 約60g 【材 質】 国産檜 【塗 り】 拭き漆・金蒔絵  木は枝があり節があります。この芽が伸びる節=芽節は本来の自然の姿で、成長するためには必要不可欠です。  しかしこれまでは、「硬くて刃が傷みやすく挽きづらい」「節から割れが入っていることがある」「全体数からしたら少ないので扱いづらい」など、使用するには全く問題のないことが理由となり廃棄処分となっていました。  芽節の価値を再定義したい。そんな木地師ならではの想いから生まれたのが、この"mebuki"です。  芽節があるからこそ、新しい芽が出て成長する。 「芽吹く」は、幸運が巡ってくるという意味もあるそうです。 植物が長 い冬を耐え春に芽を出すように、長い間の努力が報われるという含みを持ちます。 赤ちゃんのお誕生、ご入園、ご入学、ご結婚、人生の新たな門出のお祝いに、 "mebuki" をぜひお供させてください。 素のmebuki仙才椀  国産ひのきのお椀。手に馴染む使い心地が魅力。古来より日本人の生活に根付いたお椀。その伝統を受け継ぎ、職人が一つ一つ丹精込めて仕上げました。木のぬくもりを感じながら、心地よく口当たりの良い素材で、お食事やお茶を楽しんでいただけます。日常の食卓に彩りを添え、心豊かな時間をお届けします。木製品特有の経年変化を楽しんでいただくため、適切な手入れが必要です。湿気や直射日光を避け、乾いた布で優しく拭いてください。
    33,000円
    Shozu Shikko
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    bugle cup

     bugle cup …飲み口と持ちやすさに拘り抜いた木のカップ。自然の素材を活かし、手に心地よくフィットするデザインが特徴です。毎日の飲み物をより一層特別なものにしてくれる、このカップは、大切なひとときを演出するアイテムです。木の温かみを感じながら、コーヒーやお茶をゆっくり楽しんでください。経年変化を楽しむことで、使うほどに愛着が深まります。お手入れは、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗ってあげてください。 【サイズ】 飲み口95mm ×高さ96mm 【重 さ】 約100g 【材 質】 国産欅・桜・栃 【塗 り】 ガラスコート  木のカップは、その特性から温かい飲み物との相性抜群です。普段の生活の中で、ほんの少しの贅沢を楽しむために、かけがえのない存在となることでしょう。また、このカップはプレゼントにも最適。お誕生日や記念日、大切な方への贈り物として、温もり溢れる一品をぜひお選びください。あなたの生活に、bugle cupが新しい風を吹き込むことでしょう。
    2,970円
    Shozu Shikko
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    素のmebuki仙才椀 No.003

     素のmebuki仙才椀 …国産ひのきのお椀。手に馴染む使い心地が魅力。古来より日本人の生活に根付いたお椀。その伝統を受け継ぎ、職人が一つ一つ丹精込めて仕上げました。木のぬくもりを感じながら、心地よく口当たりの良い素材で、お食事やお茶を楽しんでいただけます。日常の食卓に彩りを添え、心豊かな時間をお届けします。木製品特有の経年変化を楽しんでいただくため、適切な手入れが必要です。湿気や直射日光を避け、乾いた布で優しく拭いてください。 【サイズ】 120*58mm 【重 さ】 約60g 【材 質】 国産檜 【塗 り】 拭き漆・金蒔絵  木は枝があり節があります。この芽が伸びる節=芽節は本来の自然の姿で、成長するためには必要不可欠です。  しかしこれまでは、「硬くて刃が傷みやすく挽きづらい」「節から割れが入っていることがある」「全体数からしたら少ないので扱いづらい」など、使用するには全く問題のないことが理由となり廃棄処分となっていました。  芽節の価値を再定義したい。そんな木地師ならではの想いから生まれたのが、この"mebuki"です。  芽節があるからこそ、新しい芽が出て成長する。 「芽吹く」は、幸運が巡ってくるという意味もあるそうです。 植物が長 い冬を耐え春に芽を出すように、長い間の努力が報われるという含みを持ちます。 赤ちゃんのお誕生、ご入園、ご入学、ご結婚、人生の新たな門出のお祝いに、 "mebuki" をぜひお供させてください。 素のmebuki仙才椀  国産ひのきのお椀。手に馴染む使い心地が魅力。古来より日本人の生活に根付いたお椀。その伝統を受け継ぎ、職人が一つ一つ丹精込めて仕上げました。木のぬくもりを感じながら、心地よく口当たりの良い素材で、お食事やお茶を楽しんでいただけます。日常の食卓に彩りを添え、心豊かな時間をお届けします。木製品特有の経年変化を楽しんでいただくため、適切な手入れが必要です。湿気や直射日光を避け、乾いた布で優しく拭いてください。
    7,700円
    Shozu Shikko
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    素のmebuki仙才椀 No.002

     素のmebuki仙才椀 …国産ひのきのお椀。手に馴染む使い心地が魅力。古来より日本人の生活に根付いたお椀。その伝統を受け継ぎ、職人が一つ一つ丹精込めて仕上げました。木のぬくもりを感じながら、心地よく口当たりの良い素材で、お食事やお茶を楽しんでいただけます。日常の食卓に彩りを添え、心豊かな時間をお届けします。木製品特有の経年変化を楽しんでいただくため、適切な手入れが必要です。湿気や直射日光を避け、乾いた布で優しく拭いてください。 【サイズ】 120*58mm 【重 さ】 約60g 【材 質】 国産檜 【塗 り】 拭き漆・金蒔絵  木は枝があり節があります。この芽が伸びる節=芽節は本来の自然の姿で、成長するためには必要不可欠です。  しかしこれまでは、「硬くて刃が傷みやすく挽きづらい」「節から割れが入っていることがある」「全体数からしたら少ないので扱いづらい」など、使用するには全く問題のないことが理由となり廃棄処分となっていました。  芽節の価値を再定義したい。そんな木地師ならではの想いから生まれたのが、この"mebuki"です。  芽節があるからこそ、新しい芽が出て成長する。 「芽吹く」は、幸運が巡ってくるという意味もあるそうです。 植物が長 い冬を耐え春に芽を出すように、長い間の努力が報われるという含みを持ちます。 赤ちゃんのお誕生、ご入園、ご入学、ご結婚、人生の新たな門出のお祝いに、 "mebuki" をぜひお供させてください。 素のmebuki仙才椀  国産ひのきのお椀。手に馴染む使い心地が魅力。古来より日本人の生活に根付いたお椀。その伝統を受け継ぎ、職人が一つ一つ丹精込めて仕上げました。木のぬくもりを感じながら、心地よく口当たりの良い素材で、お食事やお茶を楽しんでいただけます。日常の食卓に彩りを添え、心豊かな時間をお届けします。木製品特有の経年変化を楽しんでいただくため、適切な手入れが必要です。湿気や直射日光を避け、乾いた布で優しく拭いてください。
    33,000円
    Shozu Shikko
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Otaku記事#11「意外と古い漆器の先祖の話。」

こんにちは!石川県山中にある木地屋、匠頭漆工です。 今回のOtaku企画は私たち加賀は山中地方の産業でもある「漆器」について、そのご先祖を遡っていこうと思います。何となくのイメージはあるのですが、いったい漆器っていつから使われていたのでしょう?調べてみると、意外や意外まさかあの時代から… 実は、約12600年前から存在。 漆器の歴史、遡っても食文化が発展した飛鳥・奈良時代頃かと勝手に思い込んでいたのですが、とんでもない!実は私たちが住む日本国では縄文早期前半に当たる約1

    • 対談企画 vol.7 山中漆器産業技術センター呉藤安宏氏に学ぶ(全2回) 第2回『憧れの山中漆器を創り上げていくために』

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      • 対談企画 vol.7 山中漆器産業技術センター呉藤安宏氏に学ぶ(全2回) 第1回『日本全国で唯一の存在』

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          Otaku記事#09「動かざること山の如し、桟積みの話。」

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          Otaku記事#08「丸物専門職の話」

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          対談企画 vol.6 木地師作家 生地史子氏に学ぶ(全2回) 第1回『ものづくりってなったら石川県が良いなって』

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          対談企画 vol.4 漆器産地メーカー 大尾嘉漆器に学ぶ (全二回) 第2回『好奇心と実感で伝える器』

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          対談企画 vol.4 漆器産地メーカー 大尾嘉漆器に学ぶ (全二回) 第1回『“モノ”というだけじゃなくて、“コト”』

          Otaku記事#07「伝統工芸士は国家資格である」

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          対談企画 vol.3 箱職人 尾崎紙器に学ぶ (全一回) 第0回『キュンとして、グッとくる箱』

          同じ加賀市に同じ想いを持つ職人がいる!!!それだけで私たちも力が湧いてくる。今回は私たちの大切な子たちを優しく包み込んでくれる「箱」を作ってくださっている尾崎紙器さんをご紹介します。対談企画はまた改めてじっくりと… 尾崎紙器さんは50年続く箱作りの会社さん。偶然にも(いや必然でしょう)私たちがIPPONGIやmebukiを本格的に立ち上げた2018年に、時を同じくしてオリジナルのブランド「イロイロコハコ」を始められました。 "作り手の味わいが伝わるものを" ただの箱じゃ

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          Otaku記事#06「器の原点“木”が集まる市場の話」

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          Otaku記事#05「椀の下の力持ち、高台の話」

          「こうだい」と聞いて皆さん何を思い浮かべますか?「広大」な海、「後代」に伝承する、「高大」な理想…いずれにしてもとてもずっしり重みのある言葉ですね。今回は、広大な自然が垣間見え、後代にも伝えられ、高大な技術力が必要となるお椀の“高台”のお話です。 高台ってどコウダイ? お椀の底の部分、ぐるっとついた輪っかを高台(こうだい)といいます。お椀の足の部分みたいなものですね。 木製漆器に携わる人は、器を見るとき、まずひっくり返して高台を見るといいます。何故なら木地師の技術力が一

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          対談企画 vol.2 下地師 上田敏樹氏に学ぶ (全二回) 第二回『一つ一つ出来上がる悦び』

          石川県の伝統工芸現場から始動したCommunication Project。先日アップした下地師上田さん第一回の続きです! 私たち山中漆器の器は、いくつもの職人の手を経て完成します。(詳しくは以前の記事参照)その様々な工程の中でも、木地屋と密に関係があるのは私たちが挽いて作った器が行く次の工程、下地を塗る作業です。第三回目のの対談相手は、私たち匠頭漆工の器に下地や拭き漆を塗る下地職人の上田敏樹さん。お一人でやられているという工房は、沢山の漆と沢山の木の器が所狭しと並べられ、

          対談企画 vol.2 下地師 上田敏樹氏に学ぶ (全二回) 第二回『一つ一つ出来上がる悦び』