見出し画像

アウトプットしてみて気づくこと。ご飯を食べたらうんちをしよう。

インプットばかりを気にしていた自分

仕事をしていると、よく「インプットとアウトプット」という言葉を目にする。僕自身が、これまであまりアウトプットを意識せずにきたので、たまたまキッカケがあってこんなことを考えているのかもしれない。

アウトプットに関して、最近変わったことを思い出してみると、けっこうアウトプットが増えた気がする。といってもそんなに大差はない。

・デイリーでのフィールドセールスメンバーとのMTG
・日報 ※転職して毎日書いている
Twitter運用
・note更新

そこで、アウトプットすることが増えたことによって気づいたことがあったので、このタイミングで整理しておきたい。

(でも人との直接的なコミュニケーションという意味ではアウトプット減ったなw)

アウトプットが大事なんて、とうの昔から知っている

社会人として仕事している人なら、おそらく聞いたことがある人のほうが多いだろうし、日常的に意識してしている人もたくさんいると思う。

日々の仕事のなかや、Twitter・noteといったアウトプットの場で、「アウトプットの難しさ」に直面した。それは、いざ何かについて書こうとすると、頭がぐちゃぐちゃとなっていたり、良い表現方法について無駄に考えたり、そもそもこれは今更いうことなのか?みたいな雑念も降ってくる。

結局アウトプットは面倒だし、誰に見せるわけでもないし、しなくても怒られないし、ある種"自己満"で終わりやすいインプットだけしていたほうが、満足感が高いことすらありそうだ。

実際に、ベストセラーと呼ばれるような本を読み終えた瞬間や、話題になっている映画を見たあと、セミナーやイベントに参加したあとなど、インプット自体に満足して終わるケースがめちゃめちゃ多かった。

ただ、こういったインプットは何もしなければ次の日にはたいてい忘れているし、何かしら行動に結びつける意識を強くしない限りは、続かないとも思う。

成長過程でしっかりアウトプットしてきている

小さい頃から、ご飯を食べては(インプット)、うんちをし(アウトプット)、学校のテストで良い点をとるために勉強し、良い提案をするためにヒアリングしてきている。

無意識下にアウトプットを前提とした生活をしているのに、いざ自分の知識や経験をアップデートする時には重要なアウトプットが抜け落ちて、インプットのことだけを考えてしまう。

でも、Twitterを更新したりnoteを書いたりすると、普段意識しないような小さなことが気になり始めることに気づいた。

・言葉の定義に敏感になる
 ⇛これ、こういう使い方であってるっけ?
 ⇛とりあえず意味を調べよう

・情報の正確さを気にする
 ⇛これは一次情報なのか?事実なのか意見なのか?
 ⇛信頼のおける情報元を確認しよう

・結局何が言いたいのか、客観視する
 ⇛ぐちゃっとしている頭で書きなぐっても、わからない
 ⇛でも、話の結論を考えると、整理されてくる

完成度や自分的な納得感はおいておいて、「アウトプットしよう」という意識自体が、今までではなかったような発想をもたらしてくれることに気づいた。

「言葉の定義に敏感になる」という発見は、個人的にけっこうアハ体験で、やはり日本人である以上、正しく美しい言葉を使いたいし、相手にも伝わる言葉でコミュニケーションをしたい。丁寧に会話することの重要性を、ここでも気付かされて、印象に残っている。仕事にも活かせる。

アウトプットで自分を見つめる

この内容について書いてみよう思っていたとき、ちょうどnoteでこんな記事を見つけました。

まさしく、ごはんとうんちで考えるとわかりやすい。

自分の身体は、食べたものでできているように、自分の知識もインプットや経験でできている。そして、今の自分の状況を知るためには、アウトプットしてしまうのが手っ取り早いのではないか?とも思う。

あるテーマについて、なんでもいいから書いてみる。そうすると、自分が持っている情報や知識はこの程度で、これくらいの気付きがあって、このへんくらいまではできているけど、逆にここは全然足りないな、、みたいなことがわかってくる。

一度おさらいすると、

✔ インプットとアウトプットは表裏一体
✔ インプットしたものしかアウトプットできない
✔ アウトプットしてみたら、自分のインプットの質がわかる

アウトプットすることで、自分に必要なものを探しに行く

個人的に、アウトプットのいいところは、「自分でアウトプットした内容が自分の目で見えること」だと思う。頭のなかにあるものを、一度外に出して取り出し、自分の目で見てみる。

そうすると、「自分いいね」と思うところもあれば、「全然だめだ」と思うところもある。継続することや改善することを探すために、とても良い手段だと思う。

タイトルにもつけたように、「ご飯を食べっぱなし」にするのではなく、しっかり「うんち」をする。食べ過ぎも良くないし、便秘もよくない。

あと意外と大事なのは、別に完成度を気にしないことかもしれない。
自分が思ったことをただつらつらと書くだけでも、すっきりするし、「このテーマについては考えた」ということで記憶にも残りやすい。

常に引き出せる情報にしてこそ、いろいろな場面でアウトプットできるようになるとも思う。

インプットに先走る前に、アウトプットしよう

自分へ。

インプットばかりして、アウトプットしないのはよくない。
アウトプット前提で、インプットしましょう。
アウトプット前提というのは、いつ何をどのようにするのか、ということもイメージしておくと良いです。そうすると、アウトプットに必要な情報のみインプットするようになります。

カラーバス効果と同じだね。

ちなみにアウトプットに関する本で、もう一度読み直そうと思っているのはこちら。とりあえず全部試す!くらいな軽いノリでやってみようかしら。

この人YouTubeもやってた

終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?