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アップル(AAPL)21年 2Q決算 EPS:○ 売上:○

アップル(AAPL)が21年4月28日にFY21 2Qの決算発表をしました。

EPSと売上高の結果は以下の通りでした。
EPS:予想:$0.99 結果:$1.40 ○
売上高:予想:$77.35B 結果:$89.58B(前年同期比:+53.6%) ○

FY21のガイダンスは、不確実性が続いているとしてガイダンスは出されませんでした。ただ、コロナの影響が現状より悪化しないことを前提に、3Qは前年同期比で2桁の高い成長になるだろうとのことです。
グロスマージン:41.5%~42.5%

主な指標は以下の通りです。
グロスマージン:42.5% (前年同期:38.4%)
営業キャッシュフロー:$62.74B (前年同期:$43.83B)

地域別の売上高と前年同期比は以下の通りです。
米国:$34.31B (前年同期比:+34.7%)
欧州:$22.26B (前年同期比:+55.8%)
中国:$17.73B (前年同期比:+87.5%)
日本:$7.74B (前年同期比:+48.7%)
その他アジア:$7.54B (前年同期比:+94.2%)

製品別の売上高と前年同期比は下記の通りです。
iPhone:$47.94B(前年同期比:65.5%)
Mac:$9.10B(前年同期比:70.1%)
iPad:$7.81B(前年同期比:78.7%)
ウエアラブル他:$7.84B(前年同期比:24.7%)
サービス:$16.90B(前年同期比:26.6%)
すべての製品において2桁成長を達成していました。

カンファレンスコールの中で、3月時点から6月時点への前四半期比の減収幅は例年よりも大きくなるとのことです。その理由として2つ挙げられてます。
①iPhoneは発売時期が遅かったことや需要が旺盛だったことから、3月の四半期に初めて需給バランスが整ったため、通常よりも四半期ごとの落ち込みが激しくなります。
②供給制約により、6月の四半期には30億ドルから40億ドルの収益への影響があると考えています。

Source: Apple Inc. 10Q

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----------------------編集後記-----------------------

アップルの決算は、iPhoneも良く伸びていますが、他の製品も良く伸びています。
地域別には、中国が2倍近く伸びました。
でも、株価的にはスパッと伸びてくれません。半導体不足の影響が次の決算への懸念を示しているのではないかと思います。


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