
現役音大生が企画『チャペルの奏』企画者インタビュー!
昭和音楽大学アートマネジメントコースでは、学生が0から立案した企画を出演者交渉から予算管理、広報、チケット販売、当日の公演運営、終演後の清算までを実行する「企画制作演習」という必修科目があります。
先日情報解禁をした「チャペルの奏~ 愛と幸せを届ける音の花束~」は29期生(2024年度3年生)による初めての公演になります。
今回は企画が採択された古内そらさん(アートマネジメントコース3年)にインタビューをしました!どうぞご覧ください。

1、自己紹介をお願いします
はじめまして!アートマネジメントコース3年の古内そらです。
栃木県出身で、小中高と9年間吹奏楽部でサックスをやっていました。
趣味は2.5次元舞台の鑑賞です!
2、企画を思いついたきっかけを教えてください
この企画は私の幼い頃の記憶から生まれました。4歳のときに人生で初めて結婚式に参加しました。花嫁さんの純白のドレス、色とりどりの花に包まれたチャペル、ステンドグラスから降り注ぐ光、ずっと昔のことですが今でも鮮明に覚えています。

そして、もうひとつ私の心を震わせたものがありました。それはウェディングソングです。入場から乾杯、感謝の手紙そして退場まで、様々な場面で流れるウェディングソングは結婚式を美しく彩りました。
ウェディングソングには人々の心を繋いで、空間を愛と幸せで溢れさせる魅力がありますが、結婚式場以外で耳にする機会があまり多くありません。そこで、コンサートホールでウェディングソングを聴いてもらおうと「チャペルの奏」の企画を思いつきました。

3、どうして島谷ひとみさんに出演オファーをしたのですか?
YouTubeで島谷ひとみさんがサプライズ登場する動画を観たことがきっかけです。
この動画では島谷さんが挙式の最中に会場の後ろから登場し、歌声を披露しました。新婦と多くの参列者はまさか島谷さんが現れるとは知らず、登場の瞬間は驚きの声が上がっていました。
島谷さんの歌を聴いて新婦の方が涙を流している姿に、私も思わずもらい泣きをしてしまいました。特に島谷さんの代表曲でもある「Will you marry me?」には心から感動し、何としても島谷さんに出演していただきたいという思いに繋がり、出演オファーをさせていただきました。この度出演を快諾していただきとても嬉しく思っています。
実際の結婚式サプライズ動画↓🕊️
4、制作を進める上で大変なことはありますか?
うーん…全部なんですけど…
全部ですね!(笑)
2年生のときにも企画の立案をする授業はありましたが、いざ実行するとなると様々な壁にぶつかりました。いや、なんなら今もぶつかっています。
特に一つ例を挙げるなら、取捨選択を迫られた際の判断の難しさです。
自分のやりたいことは当然あるのですが、予算とも折り合いをつけつつ取捨選択をしなければいけません。自身のプロデューサーとしての経験不足から、何かを決断しなければいけない際にも判断材料に乏しく、なかなか結論を出せないのです。
私が中心となって同期を引っ張らないといけないと思っているものの、普段はリーダー的なタイプではないため、決断した後もこれで良いのか?と常に悩む日々です。
しかし、この企画を実現するために少しずつ変わりたいと思います。自分のやりたいことを言葉で伝えるコミュニケーション能力や同期とのチームワークを高められるようにしたいです。

5、最後にみなさまに一言!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
応援!よろしくお願いいたします!
このコンサートで私たちはあなたを愛と幸せのヴェールに包みます‼️
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1月15日(水)「チャペルの奏~愛と幸せを届ける音の花束~」は10月28日(月)発売開始です。

