チョコレートの世界へようこそ その1
今回からは甘いものの定番、チョコレートについてのお勉強を皆さんとしていけたらなと思っております。
スイーツ好きではあったものの、チョコレート、ショコラの世界に足を踏み入れる事に長年躊躇していた私です。
なぜかって?
沼が尋常じゃなく深いからです。
3年位チョコレート沼に入って経っていますが未だにわからないことも多いです。どんだけディープなのかと。
嗜好品はどの分野でもそうですが奥が深いですよね。
初心者の方でもわかるようになるべくシンプルに説明出来たらなぁと思っていますのでお付き合いいただければと。
今回はチョコレートの種類についてのお話しです。
巷に溢れるチョコレート、大まかに言うと5種類に分けられます。
・ビターチョコ
・ミルクチョコ
・ホワイトチョコ
・ブロンドチョコ
・ルビーチョコ
上3つは昔からあるもの、下2つは近年少しずつ出てきたニューフェイスです。
・ビターチョコ
ブラックチョコレートとも言われたりします。フランス語だとノワールと言われていたり。
特徴は
色黒さん
苦味強め
甘さ控え目
チョコレートにおけるカカオの含有率が高いものを一般的にビターチョコと呼ぶ事が多いです。
割合が高くなればなるほどカカオ豆特有の薫りや酸味をより強く感じられるようになります。
・ミルクチョコ
チョコレートと言うとこれを思い浮かべる人が多いのでは。フランス語ではレと言われます。
特徴は
茶色さん
苦味控え目
甘さ強め
原料はビターチョコとほぼ変わりませんが、より牛乳の割合が多い逆に言うとカカオ成分の低いものがミルクチョコと呼ばれます。
・ホワイトチョコ
これも昔からの定番ですね。ビター、ミルクと比べて着色しやすいのでフルーツ系の色がついた加工品とかにも使われてます。
特徴は
色白さん
苦味ほぼ無し
甘さ強め
カカオ豆から採れる「ココアバター」を主な成分としています。
ビター、ミルクはカカオ豆の「カカオマス」を主な成分としています。
色がこれだけ違っても、同じカカオ豆から採れる成分を使用して作られているので「チョコレート」という括りになっているわけです。
最近出てきた新しいジャンルとして
・ブロンドチョコ
が挙げられます。
写真がもう致命的に下手くそですが、この下の商品がブロンドチョコを使用しています。
言うなればホワイトチョコの亜種なのがブロンドチョコ。なので材料に大きな変わりはありません。
製造工程の違いなので、このキャラメルっぽい色の通りホワイトチョコに少し苦みと香ばしさが足されたイメージです。
もうひとつ新しいジャンルと言われているのが
・ルビーチョコ
外装だけで何がわかるんだよぉぉ…
これはある一定の品種のカカオ豆からしか作ることの出来ないチョコで、なんと着色料を使ってないのにピンク色をしています。
そして味も独特。とてもフルーティーな味わいを楽しむことが出来るんです。
まだまだ流通量が少なく、知名度もこれからの品ではありますがなんせ新しいものなのでこれから名うてのパティシエ、ショコラティエによって様々な商品が産み出されていくんだろうなぁと。
と本日はここまで。次回は近年のトレンドと言ってもいい「Bean to Bar」についてご説明します。
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