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「Rhythm&Drum magazine」というドラム専門誌への個人的見解。

国内唯一の専門誌「ドラムマガジン」が季刊誌になってどのくらい経っただろうか…。
俺は、身内がドラムを始めるというので、彼に購入を勧めたのだ。
確か、身内が初めて買った号は01年くらいか?
表紙はKORNのDavid Shilveriaだったのは覚えている。
・・・と、今調べたら02年7月号だった。

表紙が抜けてしまったので、中の記事を。今は変わり果てたアピアランスのDavidだが、この頃はカッコいい!

この頃はKORNが5thアルバム「UNTOUCHABLES」をリリースしたので、その宣伝を兼ねた表紙だった。
なんせ、俺と身内2人ともKORN好きだったから、けっこう楽しく読んだ記憶がある。
Davidがインタビュー、あまりやる気なさそうに見えるけど…笑

前作「ISSUES」は「不本意だった」と述懐するDavid。

今は引退したBill Brufordも載っていた。

遂に一度もライヴは観られなかった…。今年2024年にトークイベントは来ていたけど…。

・・・そして、この流れで次の号も身内が買ったのだが、これが後の俺の音楽遍歴に影響を与えた号で・・・

この号でFRANK ZAPPAを取り上げていた。

表紙のTerry Bozzioは色んなバンドやミュージシャンの元でドラムを叩いてきたが(上のKORNでも叩いていたし、日本だとHIDEが有名)、著名になるキッカケがFRANK ZAPPAの元でやっていたザッパ・バンド時代だった。
その流れで、ザッパのことも取り上げていたのだが、そこから俺はザッパに興味を持ったのだ。

表紙のTerry Bozzioは、約3年間ザッパ・バンドに所属していたが、その時代のアルバムは「BONGO FURY」や「SHEIK YERBUTIE」など力作が多い。
俺は当時、影響を受けやすい人間だったから(今もだけど)、即効でCDを買いに行った。
それがこの2枚。

白熱のライヴ盤2枚組。因みにドラムマガジンは、このアルバムを繰り返し取り上げる傾向がある。

「ZAPPA IN NEWYORK」はそのタイトル通り、ザッパ・バンドがNYで行った熱いライヴを2枚組に収録した豪華盤。

ドラマーの視点で語るなら、Chester Thompson(GENESIS)、Chad Wackermanが参加している点が興味深い。Bozzioも参加している!

「SLEEP DIRT」は、ザッパの許可なくリリースされたアルバム3枚の内の1枚。このアルバムは散漫で未完成感を漂わせているが、実は力作。とりわけザッパのギターが聴きどころ。ジャケット・イラストはゲイリー・パンタン。

ここから、俺のザッパ好きが始まったわけだから、当時の俺にドラムマガジンの影響力はけっこうあったと思う。
ちなみにザッパのアルバムは、生前のアルバムなら、そこそこ持っている。

「On stage」シリーズや「Guitar」を買えば、生前のアルバムはコンプリートだが、敢えて買っていない。理由としては、全て揃った!と思いたくないから…笑

当時の俺はドラムは叩いていなかったが、ドラムマガジンは情報としては、かなり活用していた。
身内なんか、ほぼドラムマガジンを基礎にしてドラムを習得していた。

俺が読んでいた頃は、村上ポンタ秀一やPAT TORPEY(Mr.BIG)恒岡章(HI-STANDARD)など、今は亡くなった方たちもコラムを書いていたなぁ…。

そんなドラムマガジンは、季刊誌になっても頑張って出版している。

現時点での最新号。

正直、最近のドラムマガジンは(変わったなぁ…)なんて思う時もある。
ドラム人口が減っているのかな。
そういうことも関係しているとは思うけど、ポンタや菅沼孝三が亡くなったことは、日本のドラム界にとって、大きいと思う。

俺はドラムが好きだ。
叩くのはそこまでじゃないけど、聴いたり、観たりするのは好きだ。
ライヴ行く時も、ドラムって必ず重点的に観るクセがある。
ソロだろうが、バンドだろうが、関係ない。
そういえば、神保彰のソロライヴも行った。

でも叩く際は、8分ウラの16分が上手く踏めないことが多く、そこがイラつくんだよな…(´・ω・`)

まぁ、それはさておき、ドラムマガジン、これからも応援しています٩( 'ω' )و

もしかしたら、またドラムマガジンの記事、書くかも(/・ω・)/

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