「若い」とは、の話
若いって、それだけで素晴らしいと思う。
地域やコミュニティで、若い人が潮流を起こしそうなのを感じていると、そこは刺激される。
失敗したっていいじゃない。それこそ「どーんといこうや」の精神で。
職場や組織、団体は数多くあり、そこで若い人が声を上げることは難しいかもしれない。
年齢を重ねた諸先輩方に、うまく丸め込まれるかもしれない。
けど、若者はそれにもめげずくじけず、うねりをあげてほしい。
そうしないと、その組織には新しい風は吹かない。
いつまでも淀んだ空気のままである。
自分にも若い頃があった。
元来の引っ込み思案の性格所以、「一番下だから」ということで意見することをためらっていた時期もある。
ただ、それってよくねえなと。今になって考えている。
いつしか齢三十を過ぎた、そんな頃になって気づく。
「自分が二十代の頃って、何をしていただろう」
はたと立ち止まり、考えたことがある。つけている日記を見返してみたりもした。
が、特段特別なことはしていない。
我ながら「空白の二十代」だ。
若者よ、「どーんといこうや」。
と、君たちと話があう気がしない男が口に出してみる。
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