理想郷の話

note初心者につき、いろいろやってみる。
またもお題から一つ。



理想郷とはわかっているのだけれど、
何かのきっかけで、人生という名のレールから外れちまった人間が、再びレールに戻れる優しさを備えた社会になってほしい。

そうなると、そもそも人生のレールって何だろうという話になってしまう。

将来の夢って、小さい頃から思春期になり、社会に出る頃まで、もしかしたら社会に出てからも、ことある度に他人に聞かれる。

その度私は、答えに窮していた。

具体的に何かになりたかったとか、小さい頃はそういう夢があったかもしれない。
あったかもと書いたのは、はっきりと覚えていないから。いわゆる「物心ついた時」には、何になりたいか、既に答えに窮していた。

現実を知ったからかもしれない。
もしかしたら、身近に理想とする人間がいなかったのかもしれない。
おおよそ、何らかの影響を受けてもおかしくないのだが、影響を受けたといえば、

「こういう人にはなりたくない」

という、反面教師的な影響だけ。

その結果、具体的な将来像を描けないまま、大人になってしまった。
(もしかすると、その頃すでに、今の病気の因子を抱えていたのかもしれないが)

話は逸れた。

そんな人間が社会に出ると、割と大変。
「夢に向かって」とか、「将来のために」とか、そういう希望を持てるって、すごく幸せなことだよなと。

だけど、そんな人ばかりじゃないということも、社会はわかってほしい。

そして、そういう人の生きづらさを少しばかりでも軽減できたらいいな。そんな社会になってほしい。理想郷とはわかっているのだが。


  #こんな社会だったらいいな

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