凡人が天才つぶしてんじゃねえよ。

僕の生きる原動力、ワクワクすることは、『埋もれているおもろいやつに出会うこと』です。

年齢も、性別も、肩書も関係ない。
こいつはおもしろい。
そう思える人と出会えたとき喜びを感じます。※ここでは僕のおもしろい、の定義は省略します。またの機会に。

そしてもっと重要なこと。
このおもろい人と関わり、おもろい人がのびのびとおもろさを発揮できる場を。環境を創ること。

僕ならそれができるという自負があるんです。
なぜなら、僕は凹凸のない人間だから。

僕の特徴は、これといったものがないこと。
だいたいどんなものでも、70点はとれる。
でも100点はとれない。
突出したものがない。尖れない。
「なんでもある程度できるのがすごい」と言えるし、
「なにもかも中途半端」とも言える。

だからか、人の突出したものが明確に見える。
０ではなく、70点のところから見える凄みを肌で感じられる。

★

僕が悲しいと思うのは、おもしろい人が、周りに諭されて、均されて（ならされて）しまうこと。

おもしろい、個性的な人が、社会にもまれて、矯正されてしまう。

それがなにより悲しいし、腹立つんですよね。

出る杭はもっと出ていい。
出る杭はもっと出ろと。

それを認めない、バランス好きな、日本の教育も理解はしています。
出る杭は打たれるのも、打ちたい人がいるのも、理解しています。

しかし、突出したものはどんどん伸ばすべきでしょ。
そうしなければ、生きてる意味がないじゃん。

生きてる喜びとは、自分が突出したものがあるというものを自覚し、それを支えにこの世界で自分を活かしていると実感することでしょうが。

そして周りは、あなたにはこんな得意なことがある、突出したものがあるよ、って自覚させなきゃ。

何してるんですか？って思う。
きれいごとばっか言って。

凡人が天才をつぶしてんじゃねえよって。

僕は凡人です。
何もかもある程度できるけど、
すごいできるわけではない。

凡人な僕だからこそわかるのです。

自慢かよって。私は10点もできなくて悩んでるんだって人もいる。
それを30年も40年も悩んでいる人もいる。
でもそういう人って、90点100点とれるものが必ずある。
本人も、周りも、気づいていないだけ。

僕にとっては、これしかないって思えるものを持てるっていうことがどんなにすごいことか、うらやましいことか。

その羨ましさを、嫉妬を持って、そこに行けないことを自覚したのち、考えた結論は、

そういう自分の持ち味を生かしきれてない、気づいていない、スゴイやつ、おもしろいヤツを活かす、自覚してもらう場所を提供すること。

僕みたいな凡人が嫉妬して、出る杭を打ってたら、いつまでたっても人生変わんねえのです。この世の中は変わらない。

くすぶってるおもしろいヤツは、いっぱいいる。
そんなおもろいやつのサポートしていく。

それが僕の決意であり、もっとも情熱を注げる場所なのです。

しょーいち