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狂犬の本音プラス「5000万円をオンラインで集めた、地方企業が検討すべき、エクイティ戦略〜地元カンパニーによる新たな資金調達を聞く〜」

地方企業は基本的にはデッド、銀行からの借り入れを中心に資金調達し、事業に資金を投資しているのが主流です。しかしながら、地方企業も成長戦略としても、もしくは世代交代や事業承継などを考えるなど、どちらにしてもエクイティ戦略を持つべき時代がきていると思います。

地方でも一部の方は積極的に会社を創業し、エクイティ戦略を持って資金を集めて、一定規模まで成長させて会社を売却するという方がいたりしますが、かなり稀です。これまでが「屋号」的に会社を経営し、血脈相続などをしてきていると、どうしても創業家に紐付いた信用によって銀行から融資で資金調達していくのが基本で、会社で他から出資を受けるとか、売却するとかは「あーあの会社もうお金が尽きたのか」みたいなネガティブなイメージで捉えられていたりします。

しかしながら、コロナだなんだといいながらジャブジャブ状態にあり、なんだかんだで金余りの時代だからこそ、必要な資金を融資だけでなく、出資という形式で受け入れていくというのはもっと地方企業が積極的に取り組んでもよいものとおもうわけです。

とはいえ、株式を市場に公開するなどの道までは、、、という段階にあって知り合いなどに株式を引き受けてもらうというのは普通に現在でもできる道です。かくいう私が最初の会社から共同出資会社を経営してきたこともあり、複数の関係者資本を調達してスタートしていくというのはありました。

しかしながら、もう一歩踏み込んでより多くの人に、ネットなどを通じて出資してもらうというのが可能な時代になってきています。これを効果的に活用すると、単に資金調達という側面だけでなく、事業成長の追い風にできるかもしれないと思っています。

○ 上場せずとも、出資を受け入れることで開ける道もある

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