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【AIR】盛岡市・木伏緑地で考える、エリアを変える河川に接する公園利活用

全国各地でPark-PFIの事例は増加していますが、どうしても公園内の一部を貸し出すという視点だけで、その周辺エリアまでを視野に入れた展開というものが乏しいものが多くあります。中にはひとまず公園付帯施設を建て替えなきゃいけないけど予算がないからカフェでも入れて、、、というまぁいいんですが、短絡的なというか、工夫のないというか、頭つかっていないなと思うようなものも多々あります。

さらに、1つの公園やって一安心で、面的に公園エリア周辺までを見据えた計画になっていない、もしくは市域全体のパークマネジメントという視点につながっていないものなども多く存在しています。さらに地域内経済モデルなどの視点も欠落していて、地元資本企業を効果的に成長させていこうといったようなものも決して多いとは言えません。

そういう意味では、まだまだ黎明期といえるでしょう。

さて都市経営プロフェッショナルスクールでは、公民連携事業課程で広範な公民連携事業を取り扱うだけでなく、公共空間利活用専門課程では公園を活用した様々な取り組みを学び実践する学生も増加しています。その一つとして、先日オープンした盛岡市木伏緑地利活用の取組みがあるので、今回は現地で案内の動画も含めて触れていきたいと思います。

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