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編集長気になるニュース「台湾の誠品生活、東京に出店」

こちらはエリア・イノベーション・レビューからの抜粋です。 地域事業などに関するコラムが1000以上アーカイブも含めて読むことが可能です。ぜひどうぞ! https://air2.areaia.jp/

さてさて、台湾の誠品生活がいよいよ日本橋に出店しました。様々なメディアでも取り上げられていて盛り上がっていますね。とはいえ台湾の誠品グループが直接全部やっているというわけではないようで、書籍は日本の書店がやっていたりとまぁ色々と大人な事情もあるライセンスビジネスの域なのかもしれません。創業者が亡くなってしまったこともあるので、なかなか誠品グループも悩み多き時期かもれませんね。

東洋経済オンラインのほうにも寄稿をしましたが、誠品グループの面白いのは文化芸術のみらず、地方の商品発掘とプロモートを担っている点です。それらは台湾にいって見ないと良くわからないところかなと思います。

誠品書店は「日本が学ぶべき店」と断言する理由 単なる「オシャレな書店」や「雑貨屋」じゃない | 地方創生のリアル - 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/306525 #東洋経済オンライン @Toyokeizaiさんから

さらに台湾における再生事業についてはAIRでもいち早くお伝えしてきているので、読者の皆様はよくわかっているところと思いますが、先日の遊園地再生についても以下のコラムで紹介をしました。台湾初のグランピング事業をこういう場所からスタートするというのが、やはりいいですよね。

台湾における再生事業最前線2019/その1:経営難の遊園地再生プロジェクト
https://www.glocaltimes.jp/column/8221

やはり事業者が自らの意思と資金でプロジェクトを立ち上げていくということが極めて大切なのを台湾でも感じます。一方で予算なかなか芸術イベントプロジェクトはやはり駄目になっていて、イベント地獄で「あーこれだめそうだな」と思って「いつまでやるの? こういうの続かないよ」とはなししたら、「実はまだ誰にもいっていないんですが今年で終わりにしようとおもっているんです」とカミングアウトされたものも。笑 えー、俺にカミングアウトするのー、ということで、そのときのスタッフたちの表情が未だ忘れられません。

ま、このあたりは国が変わっても同じですね。今年みたイタリアのアルベルゴ・ディフーゾも同様でした。

ということでやはりちゃんと現地にいってみて話をしないと何事もわからないですね。

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