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『物欲』から『体験』の時代へ

ライフスタイルの変化

昭和時代に育った我々が夢見た代表的なことと
いえばスーパーカーに乗る事や、世界一周旅行
がよく挙がっていました。
宝くじ当たったら何する?なんていう答えにも
よく出てきてましたよね。

社長さんが会社前でフェラーリから降りてくる
シーンを従業員が憧れの目で見ているという
光景をTVでもよく見かけました。

私も学生時代にお金を貯めてやっと買った憧れの中古車を運転した時のワクワク感は、今でも
はっきりと覚えています。

だけど最近は、そんな好きな事に対する価値
だいぶ変わってきました。

インターネットやスマホを学生時代のころから
当たり前の様に使いこなしてきた若い世代では
特に、車なんて買う必要ないし、お金なんて
必要最低限あればいい
、という意見も増えて
きています。

ラッキーな事に日本に生まれた我々は、今大抵
の物はコンビニやネットで手に入るし、食にも
困りません。水道から飲める水が出てきます。

そんな中、我々のライフスタイルは物欲重視
はなく自分のライフスタイルを重視する時代へ
と変わったのなのかもしれません。

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世の中はVR・ARの進化によって、大金を
使わなくても色々なバーチャル体験が可能に
なっています。
YouTubeにもVR専用の動画が用意されて、
ゴーグルを装着すればびっくりするような
体験が可能です。

さらに購入の時代は徐々に少なくなっていき、
サブスクリプション方式(定額料金制)で、
体験することの価値が加速しました。
昔はCDやDVD(私の時代はビデオw)を
お店に行って借りたり買ったりして、音楽や
映画の価値を体験していました。

車やバス、電車などの交通手段も定額料金を
払えば、全て乗り降り自由になる時代も近い
のかもしれません。5Gが展開すればその環境
はさらに加速することでしょう。

近い将来スマホもなくなり、眼鏡やコンタクト
レンズを通じて、大好きなアーティストのLIVE
観戦や野球観戦も可能になることでしょう。
今日のLIVEは好きなあのギタリストのすぐ隣で
聞こうとか、今日の野球観戦はキャッチャーの
後ろで見てみよう!という日常もすぐにやって
来ることでしょう。
しかも帰宅時間も気にせずに。なんせ移動不要な訳なので、子供が当日熱を出してしまってもチケットは無駄になりませんね。

さらには、体が不自由な方がベットで寝ながら
世界一周旅行をするのも夢ではないのです。

『ポケベル時代』を知っている私からしたら、
まるでタイムスリップしたみたいです。

デジタル社会だからこそ大切なこと

将来的にデジタル社会と我々の現実は融合して
堺目がなくなっていきます。お家のソファーの目の前でサッカーの試合が始まったり、オーケストラの演奏が始まったり。そんな時、自分の好きな事をたくさん増やしておけば、デジタルの世界がそれを何倍の価値にも変えてくれるのです。スゴイ!

自分の練習したウクレレがハワイの有名なフラ
ダダンサーのバックで演奏出来たら・・
得意な手芸を海外の生徒の横で伝授出来ら・・
キリがかない!

今のうちに「小さな好き」に出会いまくって
自分の特技を増やしておくことが大切ですね。
特別な物でなくてもいいのです。少しだけ人に教えられそうな「小さな好き」で。

デジタルと現実(小さな好き)の融合の先には
想像を超えた楽しさが待っていそうです。


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