パーソンあるいは一無位の真人
東大哲学科時代の恩師の一人であり、現在、武蔵野大学にてもお世話になっている一ノ瀬正樹先生から、先生が地元茨城の新聞に寄稿された「人は個人かパーソンか」という論説をシェアしていただいた。大きなインスピレーションを受け取ったので、ここにシェアしたい。
ここに、産業僧の活動を通じて私の中で浮かび上がってきていた人間観が、具体的な言葉として表現されているように感じた。そうだ。産業僧として対話者と向き合うとき、そこで何が起こっているのかといえば、パーソンとパーソンの声の響き合い、なの