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私が選ぶ「松山めし」 1軒目 松山市三番町の中華そば

その土地にはその土地の名物がある。例えば松山市の場合、観光ガイドには「鯛めし」や「じゃこ天」といったメニューがお決まりのように記載されているのではないだろうか。だが、街には数多の飲食店があり、それぞれに個性のある一皿が存在する。

これは、わたくし松一郎が独断と偏見で強く印象に残った一皿を「松山めし」と勝手に名付けて紹介する記事である。


1軒目 松山市三番町の中華そば

そのお店との出会いは1年ほど前になる。誰かと飲み歩いていたが解散となり、ふらふらと街外れへ歩いてたときのことであった。

腹が減った。

唐突に空腹感が湧いてきたが、街中に戻れば食事ができるお店は多い。だが歩いて戻るのもどうかと考えていたところ…

目の前の赤提灯と、貼り紙に気がついた。中華そばか…悪くない。胃袋はすっかり中華そばを受け入れる態勢となり、暖簾を潜った。

5〜6人ほど座れるカウンターと1組が座れる座敷。何となく落ち着ける店内だ。とりあえず入口側のカウンターに腰を落ち着かせる。メニューは、おでんや鶏皮焼きといった一品料理もあるようだ。おっと目的を忘れるところだった。今日のお目当ては中華そばだ。

他に来客が無いこともあり、注文してほどなく出来上がった。

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中華そば ¥650


良い、実に良い。あっさり目だがしっかり余韻が残るスープに細めの麺がよく合う。具材はキャベツにかまぼこ、豚バラ肉を使用していて飲んだ後の締めには最適ではないだろうか。いや、飲んだ締めでなくとも食べたい。

気がつけば完食。その気になればもう一杯いけそうだが、さすがにわんぱくが過ぎるかな。控えておこう。

この日以降、ラーメンではなく中華そばを食べたいと考えると真っ先に思い浮かぶようになった。そんな秀坊さんの中華そばを「松山めし」であると推します。お近くにいらしたら是非お立ち寄り下さい。

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秀坊 お食事処

住所:松山市三番町1丁目10-30

TEL:089-921-4177

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