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Tableauと密になるため奮闘中(その5/Ord4)

こんばんは。
夜中の方が筆(?)が進みます。羊太朗です。


前回は・・・

私の所属している組織でのデータ文化醸成のための取組について綴らせていただきました。組織内へのお知らせの方法まで気を配ることで、多くの人にアクセスしてもらいデータを白日の下に晒し、内容についてやり取りが行われるようにアレンジしたわけです。

DataSaberの勉強をしている人は、お分かりになるかと思いますが、
データは見られることで・・・・・・




美しくなります!


この言葉だけ聞くと、『あぁ、そうね。
みんなに見られるわけだから気合いれてViz 作るようになるもんね(*゚▽゚)ノ』

と理解されるかもしれません。

でも、それはこの言葉の本質を半分も理解していない というのが最近の私の考えです。


『美しくなる』のはなにか?

『見られるから表現に磨きがかかり、見栄えが良くなる』という側面は確かにあります。私自身も見られるということがモチベーションとなり、Tableau Publicのギャラリーを見たりして色々な表現方法を得ようとすることは多々あります。
しかし、本当に美しくなるのは、データを見て心動かされ抱えていた課題(Task) を解決しようと行動を起こしてくれた結果、そのデータの中身自体が美しくなっていくのです。


データの中身が美しくなる?

とはどういうことでしょうか?

前回、資格の取得状況が目標に対して思わしくなく、見える化をはじめたことを書きましたが、その結果、次第にメンバ内にやる気を出して資格をとり始めてくれる人が現れ始めました。そしてその輪はどんどん伝播し、最終的に年間の目標値を上回る成果を収めることができました(*゚▽゚)ノ

つまり、動機は様々でしょうが、データを見てアクションを起こしてくれる人が出てきた結果、課題の解消されたより美しいデータになっていったというわけです。


大事なのはアクションに繋げていくこと

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Visual Analyticsの一連のサイクルを思い出してください。
大事なのはシェアして、アクションに繋げることでこのサイクルが一巡するということです。
つまり、アクションが無ければこのサイクルも途切れてしまいますので、どんなに見栄えが良いVizが作れたとしても、組織の課題が解決され、それ以上スパイラルアップしていくこともないのです。

さて、Ord4 Data Platform関係の話もここまでです。
何回かに分けてお読みいただいた方、ありがとうございましたー(*゚▽゚)ノ

P.S.  わたしは、今回のような実体験を通して気づきを与えてくれた組織のメンバにとてもとても感謝しています。多謝( ・ω・) ㌧



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