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新卒入社メンバーをリモートワークで受け入れた上司が抑えるべき3つのポイント

コロナの影響でこれまでリモートワークで働くということを実践していなかったが急遽実施することになり、社内でどのように業務を進めていくのか?悩まれている上司の方もいると思い、今回3つポイントをご紹介できればと思います。

1.仕事の型を共有し、山本五十六スタイルを実行してみる

思い出してください。あなたがはじめて仕事を始めたときのことを。私も思い出そうとしたのですが、なかなか思い出せません。。。

仕事の型がまったくない状態で仕事を覚えることはなかなか難しいことです。守破離といわれるようにまず良質な「守」の部分を「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」を思い出し、型をやって見せましょう。

その型に慣れてきたら、次の「破」、型を更に改善したりという話に派生します。エンジニアの場合であれば、まず自分の書いたコードを見せたり、新卒メンバーの書いたコードをレビューし、そこにコメントを残して助言していくなどでしょうか。

ただしこれはコードが書けるか?の話なので、もしその会社の事業がどのようにして回っているのか?を理解してもらいたい、事業領域の理解をしてもらいたいという場合には、自社のサービスをまずその新卒のメンバーにも使ってもらう、体験してもらうことからはじめるのがおすすめです。

ただし実は山本五十六の名言には続きがあることにも注意しましょう。彼はこのように続けているのです。

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば人は育たず」

傾聴することの大切さも説かれていますね。自分が一方的に話すのではなくて、常に相手が見ているもの、見えているものをまず知るという意識で耳を傾ける大切だと言えるかも知れません。

実は人の話を意識を集中させて聴くのはかなりの集中力を必要とします。しゃべるよりも聴くほうが大変かもしれません。話す2割、聴く8割くらいの意識でいると良いかもしれません。

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

ここも当たり前に思いがちですが、大切なことかもしれません。感謝で見守っていてもリモートだとその感謝はなかなか伝わらないので、「ありがとう」をチャットで伝えるだったり、「感謝」でリアクションしてもいいかもしれません。コデアル株式会社の社内では、Slack上で以下のような形でリアクションしてみています。

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2. 在宅勤務時に抑えるべきポイントをおさえて共有しておく

上記の記事が本当によくまとまっているので、参考にしてみていただけるとよろしいかと思います。以下の箇所が特に大切かも知れませんね。自宅に子供さんがいらっしゃって画面を横切る(BBCパパのような状態になるかも)ことがおきるかもしれませんが、誰しもあることだという心の余裕が必要かもしれません。

自分自身(や他人)を大目に見る

ワンルームの部屋に住んでいる人もいれば、在宅勤務の配偶者や子ども、犬が家にいるという人もいます(私はこの 3 つとも当てはまっています)。インターネット接続が遅くなったり、後ろで犬が吠えたりすることもありますが、在宅勤務をするために誰もが最善を尽くしていることを忘れないでください。

3. ビデオ通話で繋ぎっぱなしにして仕事してみる

リモートワークと言う環境に加えて、新卒となると、「ちょっといいですか?」がより起こりにくくなります。なかなか入りたての会社で上司に質問していくのは、物理的に横にいたとしても非常に敷居が高いものです。

そのための対策として、最初はお互いにzoomでビデオ通話をつなぎっぱなしにしてみるのはありです。タブレット端末、Mac×iPadであれば

Sidecarの機能を使ってみるのもおすすめです。そうでない場合にはディスプレイに相手の顔をzoomの画面で共有で映しながら仕事をしてみるというのでもいいでしょう。

ちなみに社内でzoomを使い、こんな背景画像をデザイナーさんにつくってもらって、設定してみています。ビデオ通話時の背景を変えてみて、それをアイスブレイクのネタにするのも良いかも知れませんね

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もし急なリモートワークの導入に困っている方がいましたらぜひお気軽にご連絡ください!少しでもお役に立てると嬉しいです!

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