「春、死なん」紗倉まな
表題作と短編「ははばなれ」の2作。
生活に纏わり付く性の痕跡と、死の匂い。身体の描写や心情描写が生々しく抉ってきた(貝が食べれなくなる)。男の衝動や潔癖性がリアルだった。その上適度に嫌な感じに描写されていて、面白くも、いたたまれない気持ちになる。
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