国際機関とフランステロと私

フランスのテロ甚大な被害が出ましたね、被害にあわれた方のご冥福を祈りたいです。私も今現在フランス人の教育エコノミスト5人に囲まれたチームにいて、だいぶ気がかりです→朝日の記事だとこちら

私のFBつながりも何人もプロフ仏国旗化をしていて、改めてその衝撃の大きさを感じます。しかし、少し驚いたのは約半年前に発生した、フランス同時テロと背景も規模もよく似たケニアでのテロ事件とのリアクションの差です→ロイターの記事だとこちら

ケニアの大学襲撃テロの時も多少のリアクションはありましたが、今回の同時テロへのリアクションはその比ではありません。ケニアもフランスもどちらも国連機関の本部を持つものの、ケニアはカントリーオフィスやリージョナルオフィスとしての仕事もある国なので、国際機関の友人達の多くはフランスよりもケニアの方にアタッチメントがあると思っていたので、正直今回のリアクションの大きさには驚きました。

国際機関の職員は国籍や宗教に文化が異なる人達が集まっている所で働いているから大変そうに見えるかもしれませんが、私はそこまででもないんじゃないかなと思っていましたが、今回の事件でそれが確信に変わった感じがします。国際機関で専門職として働くためには、

続きをみるには

残り 1,514字
この記事のみ ¥ 100

サルタック・シクシャは、ネパールの不利な環境にある子供達にエビデンスに基づいた良質な教育を届けるために活動していて、現在は学校閉鎖中の子供達の学びを止めないよう支援を行っています。100円のサポートで1冊の本を子供達に届ける事ができます。どうぞよろしくお願いします。