テーマパーク・レジャーでのAR活用事例5選
こんにちは、Graffityのしょーた(@ikuzear)です。
今日は、ARクラウドと最も親和性が高いと言われている、テーマパーク・レジャー領域におけるARの活用事例をご紹介したいと思います。
ARクラウドってなに?という方は、こちらの記事で詳しくまとめていますので、よかったらご覧ください。
1. AR宝探し
こちらは、Place Holderさんが運営されている、Little Planetという体験型知育テーマパークです。
ARクエストは、施設内に隠された宝物をAR機能を使って見つけ出す体感型のアトラクションです。
現実世界には何もないのに、AR空間上には宝物が隠れているというのは、非常に未来を感じてワクワクするユースケースですね!
また、ビジネス的な観点でも、物理的な制約に捉われずに宝物を配置することができるスケーラビリティがあり、様々な場所で応用ができるタイプのアトラクションだと思います。
2. ARスタンプラリー
北海道観光振興機構が実施している、AR機能を活用したスタンプラリーです。
人気漫画とコラボし、各地でARマーカーを読み取ることでキャラクターと一緒に記念撮影ができるサービスを提供しています。
Pokemon Goもそうですが、人気IPとコラボして物語のキャラクターを現実に呼び出すことができるというのは、ARが生み出せる現実と仮想の融合という新しい体験ですね!
既存のスタンプラリーでは、押したスタンプをデータで保存することができず、終わったら放置されてしまうという問題がありました。
一方でARスタンプラリーは、キャラクターとの思い出がスマホに保存されるので、いつでも見返すことができ、周遊率の向上を見込むことができます。
こちらの他にも、ひらかたパークとNTT西日本が合同で開催した「スマート光お化け屋敷」も、ARでチェックポイントを用意するスタンプラリー型のイベントです。
3. 婚活・恋活系イベント
「いつか結ばれる運命の人同士は、目に見えない赤い糸で結ばれている。」そんなロマンチックな言い伝えが、現代のAR(拡張現実)技術により、ついに可視化!
こちらは、テクノ縁結びという、占いの一大イベントであるLuck Out!にてリリースされた、ARを使って縁結びができるアプリです。
生年月日を入力し、周囲の人を撮影することで、相手との相性の良さを線の色と太さで表現してくれます。
周囲にいる人とAR体験を共有するのは、ARクラウドが最も得意とするところです。
東京タワーでも、恋活パーティーでAR機能が活用されるなど、今後も出会い×ARの領域は注目が集まりそうです。
4. AR美術館
NYのMoMAでゲリラアーティスト集団MoMARが行なった「Hello, we’re from the internet」というプロジェクトです。
こちらはなんと、MoMAに展示されている絵画にスマホをかざすと、MoMARが作ったアートに上書きされてしまうというもの。
さらに、こちらはMoMAに無許可で行われたというから驚きです。
美術館×ARには、美術館の展示に関する解説を表示したり、複数の絵画をAR空間上で同時に楽しめるようにしたりと、多くの可能性があると思います。
インタラクティブに楽しめる美術館が生まれる日も、そう遠くないかもしれないですね!
5. AR e-Sports
最後にご紹介するのは、ARスポーツ「HADO」です。
ジェスチャーで波動拳を出して互いに戦うという、小学生の頃にみんなが一度はしたであろう遊びが、ついに現実で実現されました!
ARを使った対戦ゲームは、VR ZONEなどに代表されるVRレジャー施設と非常に近いユースケースだと思います。
将来的には、SAO劇場版のような現実世界そのままステージにしてしまうARゲームが登場するでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
ARクラウドを活用したAR体験の共有は、テーマパークでの待ち時間で楽しめるコンテンツの提供など、今後確実に導入が進んでいくと思います。
Graffityでは、テーマパークやレジャー施設にAR体験を導入したいというお客様へのご支援を行なっております。
ご興味がある方は、saito@graffity.jpまでお気軽にお問い合わせください。
参考URL
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000240.000005725.html
- https://www.gizmodo.jp/2018/03/ar-guerrilla-hacked-moma.html?utm_source=facebook&utm_medium=feed&utm_campaign=030aa51446a9185241ec764394c8024d
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