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【講師向け】オンラインレッスンに向けての準備記録2 〜音質編〜

こんにちは。ジャズドラマーの浅井翔太です。オンラインレッスン開始までの準備記録、第2弾です。本当は1回でまとめるつもりだったんですが長くなったので分割してます。ということで、読んでない方はまずはオンラインレッスンに向けての準備記録1をご覧ください。

前回の投稿で、ウェブミーティングサービスで最低限必要な環境が整いました。ここからより良いオンラインレッスンを提供するために必要な環境にしていきます。今回は音質編。

快適にレッスンするための機材

・オーディオインターフェイス
・ミキサー
・外部マイク

オーディオインターフェイスとは、楽器やマイクの音を、パソコンで取り込めるように変換するためのものです。これはエントリーモデルの定番、Steinberg UR22mkIIです。入力数が多いものを選べば、この後紹介するミキサーはなくても良い場合もあります。

ミキサーとは、楽器やマイクの音をまとめて、混ぜたり、バランスを整えたりして出すものです。それ以外にもメトロノームや伴奏音源の音を流したりもできます。写真の機種はMackie 402VLZ4です。ライブハウスにあるものは入力数が多かったり、調整するためのツマミがたくさんあったりするのでもっと大きいはずです。

ここでの外部マイクとは、パソコンやスマホに内臓してない外付けのマイクを指します。ここからレッスンする楽器ごとに変わってくるのでそれぞれざっくり説明します。写真はダイナミックマイクの大定番、Shure SM58

・ボーカリストはライブやレコーディングで使用するクオリティのものをそれぞれお持ちだと思いますのでそれ1本あれば大丈夫です。もしお持ちでなければこれを機に良いやつ買ってください。笑

・マイクで集音する楽器(管楽器やピックアップのついていない弦楽器、打楽器など)を使う場合、楽器用と話し声を別で集音すべきです。1本で済まそうとすると、余程マイクの感度が良くセッティングに気をつけないと、大体楽器の音が大きくて話が聞こえにくくなります。つまり最低2本あった方が良いってことですね。そして楽器の集音にはある程度のものを用意した方が良いです。その音しか相手には伝わりませんので。。。

・ライン接続できる楽器(エレキギター・ベース、キーボードなど)は、話し声の集音にマイクが必要です。楽器はオーディオインターフェイスにライン接続できますが、マイクがないと声が聞こえません。パソコン内臓のマイクはオーディオインターフェイスと同時には使用できないです。

新たにマイクを導入する際はマイクの種類(ダイナミックorコンデンサー)と指向性(単一指向性or無指向性)をチェックして、楽器の特性に合わせてチョイスしてください。ここでは細かい説明は割愛しますが、オンラインレッスンでは単一指向性のものの方が不要な環境音が入りにくいので良いと思います。

私はスネアドラムの集音にShure SM57、声の集音にラベリアマイク(ピンマイク)のCOUNTRYMAN ISOMAX2Cを購入しました。(現状私はスネアドラムのレッスンしか考えていないのですが、ドラムセットでレッスンする場合はYAMAHAのEAD10が超良さそうです。買ったらまたnote書きます。)

ちなみに声の集音にはスマホ向けのマイク付きイヤホンや、ゲーミングヘッドセットも使えます。が、イヤホンとマイクと分岐させるケーブルが必要な場合があったり、機材の相性によっては上手くいかない場合があります。(私は失敗しました。笑)

。。。実は、先述したオーディオインターフェイスとミキサーが一体型になったものもあります。私は以前からMackie 402VLZ4を持っていたのですが、この度追加で導入しました。それがこちら。

YAMAHA ウェブキャスティングミキサー AG06
ウェブキャスティングとうたっている通り、ネット配信に特化した機種になります。入力数が少ないAG03というモデルもありますが、オンラインレッスンには断然AG06がオススメです。見た目はミキサーとほとんど同じで、USBケーブルでパソコンに接続できるようになっています。今後の接続方法に関してはこのAG06を使用して説明していきます。

というわけで今回は良い音を届けるための機材の紹介でした。今更ですが私はステマしてるわけでもアフィリエイトしてるわけでもありませんのでご安心ください。笑 他にもこんな便利なのあるよ〜とか情報をいただけると助かります。

次回は映像に関する機材について書きます。焦らしてるわけではないんですがどうしても長くなってしまいますね。それではお楽しみに〜。

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