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建築設計事業部 生住のご紹介

翔設計・広報室です。

2月よりnoteでの稿をスタート!これまで、代表の貴船、取締役の山木のインタビューをアップしました。

翔設計社員紹介第3弾は、
建築設計事業部、本部長の生住をご紹介いたします!

Q.ご経歴を教えてください

東京電機大学で建築を学び、卒業後に2社の設計事務所に勤め翔設計は3社目になります。
1社目では戸建て住宅や分譲マンションなどの設計を4年間、2社目では公共施設や高速道路の施設などの設計に携わっていました。2社目の会社では17年間勤めましたが、自由のきかない厳しい環境だったこともあり、少しの休息と自分の将来について考えるために一度仕事から離れました。3か月間の充電後、やはり自分の仕事は設計しかないなと思い、面接を受けたのが翔設計でした。

翔設計は総合設計事務所で、自由度がとても高く、一級建築士の資格のない私でも、「君ならできると思うからがんばれ」と言っていただいたことで入社を決めました。

Q.それまでの2社と翔設計の違いは何だと感じますか?

今の組織は、自由度がとても高く、一人一人が自分の思うように考えて進めていくことができる環境だと思います。
自由にでき、若い人たちもやりがいを持っている、とてもいい環境だと思います。

Q. 建築家はいつから目指していたのですか?

小学生の頃です。
きっかけは父が家を建てたときに設計士さんと打ち合わせをしたり、現場に行って大工さんと話しながら進めている姿を見て興味を持ち、自分も設計する人になりたいと思ったことです。家系的に建築関係の人は誰もいなかったのですが、大学で上京して建築を学び始めました。勉強は嫌いでしたが、建築を考えることは好きでした。

Q.入社してからはどのような業務をされてきたのですか?

公共施設の設計がメインで、役所、学校、集合住宅、保育園、障害者施設など、施設の用途問わず計画から建物が竣工するまでの一連の業務を行なっています。
具体的には、計画のコンセプトの立案から具体的な設計や工事現場の設計監理、その他事業部で行う業務の管理や設計品質の管理、そして業務を受注するための入札金額の想定などを行っています。
一昨年から本部長として、業務全般の責任者として任命されています。
今では、民間の業務にも関わる機会も増え色々なことにチャレンジしています。

Q.引っ張っていく立場でありながら、チャレンジするのはなぜですか?

実はあまりやっていることは変わらないのです。
今まではずっと官庁しかやってこなかったのですが、民間のマンションの説明会などに行く機会も増え、この歳になっても知らない世界に足を踏み入れることはとても楽しいことです。
今の建築の世界では、歳はあまり関係なく、70、80でもしっかり頭が働いて活躍している方もたくさんいるので、見習って頑張りたいと思います。

Q.今まで翔設計でご自身が携わった一番代表的な事例は何ですか?

恵比寿西複合施設の設計です。
設計に2年、現場で3年ほどかかりました。広さも8000平米ほどあり、区営住宅、保育園、認知症高齢者や障害者の方向けのグループホーム、障がい者の訓練施設などさまざまな機能が入った複合施設です。

それぞれの施設の担当部署と打ち合わせをしながら、建物の中のどこに何を入れるか、どのように動線を作るかをみんなで調節しながらやっていったのですが、前職含め、今までやった中で一番の規模の大きいものだったので、とてもやりがいがありました。
会社の理念にも通じますが、「楽しさとともに」と思いつつ作り続けるというのは、建築では一番大切なことなのかなと思います。

恵比須西複合施設
グループホーム 内観
保育園 内観

Q.翔設計の強みとは何だと思いますか?

設計事務所にはさまざまな業態がありますが、翔設計は総合事務所です。一つの会社の中で広い分野のことを行えるのは、組織力としても強みだと思います。
マンションしかできない、倉庫しかできない、と限られた範囲の中で設計する事務所も多くありますが、翔設計では他ではやらないようなことでも、「それ面白そうだね、やろうか」と言ってどんどん領域が広がっていくこともよくあります。

また、新しい建設だけでなく、マンションリフォームも含め、古いものを生かしていくことができることは、この会社の大きな強みではないかと思います。
それは貴船社長が、多様性を尊重し様々なことに挑戦して蓄積してきた会社だからでしょう。

Q.生住さんの今の課題は何だと思いますか?

今、若い人が多く在籍している中で、いかに引き継いでいくかというところです。
私自身も転職を経験していますし、翔設計に入った当時は人数も少なかったのでここまで上がることができましたが、若い人たちを一人ぼっちにさせずに同じ土俵で一緒にやっていくことで、設計の楽しさを伝えることができます。また、そうすることで翔設計の成長にも繋げていきたいと思います。

Q.生住さんの今後の目標をお聞かせいただけますか?

役職責任が重くなってきて、設計に集中することができないのですが、それも楽しんで仕事をしていきたいです。

60歳になったらまた違う世界に出会えるかもしれませんし、80歳までできるのだったら、また現場に戻って設計やっているかもしれないですね。


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