40代の扁桃腺手術体験記:術後9日目~

8日目から体調に回復の兆しがみえ、9日目の日曜日は同じような感じ。そして10日目の月曜日の朝、はっきりと快調した事がわかりました。
80%全快といった具合ですが、体の動きは問題なく、会議でも問題なく会話できました。
喉の奥はまだ引きつる感じはあります。

12日目に外来で退院後の経過チェック。経過は良く、少しだけかさぶたが残っている状態。もう刺激物やお酒も解禁して良いか聞いたのですが、術後12日目前後もトラブルが起きやすい時期なので、あと5日したらOKとの事で、本日術後17日目に至りました。

喉の奥の引きつりも感じませんし、フルーツもしみません。カレーも問題なし。スムーズなコミュニケーションもできます。あたりまえの生活が戻ってきて、ウキウキです。

今回、大きな学びだったのは、やはりお医者さんのアドバイスは大切にしたほうが良いという事でした。
総じて様々な事には個人差があり、一個人でネットで集める情報も限定的です。一方で、お医者さんのアドバイスは、多くの症例を元にしたものであり、その個人差の振れ幅を考慮したものです。
僕はネットの情報を元に、術後4~5日もすれば仕事に復帰できるとふんで仕事の予定を組んでしまい、「7日間程度はみておいたほうが良いと思いますよ~。」というお医者さんからのアドバイスを軽んじてしまいました。

想定外だったのは、手術後の不調期間が仕事に与える影響が大きいという事でした。迷惑をかけたくないと、「喉以外は何もしないのだから問題ない」くらいの認識で早期復帰を図りましたが、仕事となるとお互いに効率的に認識をすり合わせる為に会話をしたくなります。
術後数日間は絞り出すように一言二言しか喋れなかったので、体力の消耗とフラストレーションが溜まり、結果として精神的にネガティブになって、仕事においてコンサバティブな判断をする傾向がありました。
そんな自分を客観視できるのですが、体が重いとどうしても精神を覆せません。とても危うい期間でした。

あくまで僕の個人的な経験ですが、今後、病気や入院する際にはゆとりをもった仕事復帰計画をたてる事にしようと思います。

あ、そうそう、肝心の無呼吸症候群ですが、再度のモニタリングは2ヶ月後になりました。丁度コロナ第3波がやってきたので、少し間を空けました。
なので、寝てる間のイビキ状況だけ自分で録音してみたところ、以前の半分くらいの音量になっていました。イビキをまったくしていない時間もあり、おそらく横向きに寝ている時と思われます。
完全に無くならなかったのは残念ですが、扁桃腺切除の効果については、事前に先生が予想してくれたとおりだったので、納得の出来です。


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