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生きるためのチカラを育む道院~新しい取り組み、はじめます。~


入門式・達磨祭

先日、東京桜台道院では入門式と達磨祭が行われました。

4名の入門に際し、改めて少林寺拳法創始の原点、そして達磨と少林寺拳法の繋がりについて法話を行いました。

少林寺拳法の修行とは、拳法を学ぶ事だけが目的でなく、この世の中を強く生き抜いていくための力を身に付け、他人を思いやることのできる人間を育てること、そしてそのような「強さ」「やさしさ」「賢さ」を備えた人を育てることで真の意味で豊かで平和な社会を作っていくことが大きな目的であるという原点を確認しました。


道院は皆で作っていく場所

そんな豊かに生きるためのチカラを育む道院ですが、私自身、道院長として皆さんにお伝えさせていただいていることのひとつとして

「帯の色や入門時期など関係なく、みなで協力し合い、個性を出し合い、道院という場をより居心地のよい場所にしていきましょう!」

ということがありました。そして皆さんから昇段祝いの温かいメッセージをいただき、私の向かおうとしている方向性に間違いはないと確信し、自信を得ることができました。

皆さん、祝福のお言葉本当にありがとうございました。



新しい取り組み、始めます。

さて、そんな「みなで協力し合い、個性を出し合い、道院という場をより居心地のよい良い場所にしていく」という目的に向かい、東京桜台道院では、新しい2つの取り組みを始めたいと思います。名付けて、「さくらミーティング」と「さくらスタディ」です。

その①:さくらミーティング

さくらミーティングとは、みなで道院の未来や理想像について考える会です。「こうだったらいいなぁ~」「こんなことやってみたいな」「最近こんなことに困っている...」「最近仕事でこんなことに悩んでいる...」「こんなことをしたら子ども達が喜ぶかもしれない...」「こんな取り組みをしたら保護者のみなさんが喜ぶかもしれない...」そいった道院に関わる皆さんから発せられるあらゆる可能性の芽を発見する場として考えています。そして、さくらミーティングで発見された新しい可能性を開花結実させるために、みなで協力して形にしていく、そんな場になることを目指しています。

その②:さくらスタディ

さくらスタディとは、みなで生きるためのチカラになることを学ぶ場です。少年部・一般拳士・保護者の皆様を対象として、例えば、「仕事で役立つスキル」「防災についての知恵」「子育てについてのヒント」「道院所属拳士の仕事について学ぶ」などなど、挙げればキリがないですが、私生活の中で役立つヒントになるようなものを提供できる機会を提供する場として考えています。場合によっては、私の繋がりの中で講師となり得る適切な方を招待することなども考えていますので、こんな事が学びたい!知りたい!という事があればどんどん教えてください。さくらスタディが、社会で生きる為に役立つ、現代に求められるチカラを得る場となることを目指しています。

試行錯誤する

「やらん先にあきらめるな!」これは、開祖宗道臣先生が、よく仰っていた言葉です。何かにチャレンジする前に諦めてしまう人は沢山います。私自身も、新しい取り組みを始める際には、「失敗してもいい、まずはやってみよう!」と考えることをモットーにしています。今回の取り組みも進める中で様々な障壁が発生すると思いますが、皆さんにご意見も頂きながら、試行錯誤し、少しずつ良いものに形づくっていきたいと思います!

ぜひ、ご理解とご協力、よろしくお願いいたします。

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