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今年は連絡くれてからいちごを植える人

明日いちごの苗を持って行こうと思うけど

と、夜オギノさんから電話が来ました。

オギノさんとは仲良くしてもらってる畑に詳しい町のおじさんのことで、肥料について教えてくれたり、一緒に除草剤を撒いてくれたり、オギノさんの畑で採れた野菜をポストに入れていってくれたり、雨の心配をしてくれたり、そういう人です。

それから、ちょうど一年前、うちの畑に勝手にいちごを植えていった人です。

今年は、なぜか?というかまあ普通にというか、前日に連絡をくれたので、勝手にいちごを植える人にはなりませんでした。
電話で何時ごろ来る?と聞いたら、最初あまりはっきり言ってくれなかったので、これではまた勝手にいちごを植える人になってしまうぞ、と思いつつ何回か聞いたら、だいたい10時くらいかね〜と答えてくれました。
もう慣れたので勝手に植えていってもらってもこちらは全然構わないのですが、せっかくなので今年は一緒に植えようと思ったのです。

今日、10時過ぎ、ちょっとの間二階に上がってなんだかんだして下に降りたら、オギノさんはもう来ていました。
オギノさんは今年も静かに庭に来て、畑を耕していました。そして私が気がついた時には畑を耕すのも大体終わっていました。
私はなんとなくちょっとやる気ある感じを見せたくて、雑草を数本抜いてみたけどほとんど意味がなくて、苗を植えるところだけやりました。
一番楽しくておいしいところです。
オギノさんはいつも作業の一番おいしいところだけ私にやらせてくれるようなとこがあります。甘やかしです。
苗は13株植えました。
今日から毎日水やりをします。

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