未経験からエンジニアを目指す人に伝えたいSESという選択肢
こんにちは。shoooyaです。
よく「SESは実務経験が詰めないからやめておけ」「残業多くてブラック」などSESは絶対やめとけという主張を見かけるので、SES企業に未経験で入社した実体験をご紹介することで、少しでもこれからエンジニアを目指す人の参考になればと書いてみることにしました。
その前にお伝えしておきたいのは、この記事で先の主張を「絶対そんなことはない!」と否定するつもりはありません!ということです。
SESという性質上どうしても常駐先の文化に左右されてしまうことはあります。
そのことをご理解いただいた上で、読み進めていただけると幸いです。
SESとは
委託契約の一種。
開発・保守・運用などの特定の業務に対して技術者を派遣する技術支援サービスのことを指します。
「SESって派遣??」と考えている方、イメージはそんな感じです。厳密には派遣契約とは異なりますので、詳しく知りたい方は委託契約などについて調べてみてください。
なぜSES企業に入社したのか
僕がこの業界に進みたいと思い始めたのは大学2年の終わりです。
目指す上で何をすればいいのかもわからず、とりあえず基本情報を受けてみたりif文やfor文とやらをpaizaで描いて遊んでみたりしてました。
優先度的には遊び >>>>>>>単位>>プログラミングくらいでしたが、基本情報技術者試験はなんとか在学中に合格できました。
とりあえずIT系の資格1個取っておけば未経験でも意欲はあるとみてもらえるかな?くらいの気持ちでした。笑
3年の春休みに就活が解禁され、4年目も授業たっぷりの僕は休み期間になんとか内定を得なければならかったこともあり慌てて就活を開始しました。
さまざまなIT企業の求人をみている中で、早速ひとつめの壁に激突。
IT企業多すぎ。
合説に足を運び「システムエンジニア」を募集している企業の話を片っ端から聞き、そこで知ったのがSESという働き方でした。
僕が就活時に出会ったインハウスで開発している企業さんは即戦力を求めているところが多かった中、SES企業はそこにこだわらず入口を広げてくれていた印象でした。
その中で、この人たちと一緒に働きたい!と思えた会社がSES企業だったため、迷わず入社をきめました。
この会社は経験を問わず、入社後にしっかり研修をしてくれる「人を大切に」を制度からも接した社員さんからも感じることが出来たことも大きかったです。
※研修制度等は新卒と中途でかなり異なると思います。
入社後
僕の入社した会社は入社〜半年間という手厚い研修ののち、OJTとして先輩についてお客様先にジョインしました。また、この時はまだお客様が僕のジョインに対しての費用は無償での入場でした。
(もちろん自社負担で僕はお給料いただいてます)
よく「未経験なのに3年目ですと嘘をつかされる」みたいな話も聞く中で、この待遇をしていただけたことは心理的な負担をかなり軽減してくれました。
そこでOJTとして業務をしながらお客様に認めていただき、有償化されてようやく1人のエンジニアとしてキャリアがスタートしました。
さいごに
僕自身の経験による話ですので、この辺りは会社によるとしか言えません。
とはいえ、初めからSES=やめた方がいい。と毛嫌いするのではなく、選択肢の一つとして残しておくことが大事だと僕は考えてます。
それよりも自身と企業のマッチ度や企業の体質に重きを置くことで、SESであろうとなかろうと楽しいエンジニアキャリアを始められる確率は上がるのではないでしょうか。
OJT期間は客先費用が無償だった話も、お客様先によっては新人でも初めから有償で受けてくれるところもあったと記憶してます。
これはもう会社間の関係によると思うので、入社してみて案件が決まらないとわからない、ある意味運ゲー的な要素も強いとも思います。
それでも、企業とのマッチ度が高ければその分だけ劣悪な環境に入れられてしまう確率は下がるかと思います。
案件を取ってくるのも決めるのも自分が入社すると決めた企業ですから、その企業と自身の考え方が近い方がミスマッチは減ると考えてます。
声の大きい人の意見を鵜呑みにせず、自身の目でしっかり会社を見てみてください。
エンジニアは自身で情報を集めて選別し、理解して行動に移すチカラも大切です。就職活動を通じてそういった力のトレーニングをしていると考えてみると、焦りや不安を軽減しながらじっくり挑めるかもしれません。
この記事を読んでくださった方が1人でも多く楽しいエンジニアライフをスタートできることを願っております。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
おまけ
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