鹿島戦レビュー 湘南圧勝!

こんちゃ!ようやく…ようやく今シーズン初勝利です。長かった…昨シーズン広島戦以来のリーグ戦勝利です。勝利は最高のスパイス、ピリピリしていた我が家のムードも一気に晴れやかになりました。きっと皆さんの家庭の日常にも彩りが出たはずです。

さぁ熱い鹿島戦ですがかなり縁のあるゲームになりました。かつてスーパールーキーとして加入した杉岡大輝と湘南のユース出身、湘南のために走る古林将太のマッチアップ。湘南の心臓としてキャプテンを務めていた永木亮太とその永木に憧れを抱き湘南の象徴としてプレーする齋藤未月がお互いにキャプテンマークを巻いて闘いました。他にも市立船橋高校出身の選手が多かったり東京オリンピック世代やパリオリンピック世代の選手が多くいたりと非常にユニークなメンツになりましたね。まずはスタメンから!

鹿島戦プレビュー←こちらもぜひ!

鹿島アントラーズ予想スタメンとスタメン

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そこそこ当たっているかなという感じですかね。とにかく前線のメンツは強烈。特に上田は東京五輪のエース候補でヘディングも強いし抜け出しもピカイチ。そして何より杉岡がスタメン。同じチームだったからこそ負けたくない相手でした。(予想メンバー外にしてごめん笑)


湘南ベルマーレ予想スタメンとスタメン

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湘南は前節から大幅にスタメンを変えてきました!注目は初スタメンの谷、馬渡、岩崎。今まで出場機会が無かったレンタル組ですがここで1つ良いプレーをして激しいポジション争いを繰り広げてほしいと思いました! ターンオーバーのタイミング分かんない!笑

お互い良さが出ない前半。その中でも…

試合が始まって湘南はプレビューでも予想していた通り5バック気味に引きました。対する鹿島はまだまだ完成度の低いビルドアップをしてきました。ゆっくり横に回してるだけなのでなかなかチャンスに結びつきません。鹿島がもたついてる時間に何とかしたい!と思いましたがこちらも最初はビルドアップでバタバタします。お互い発展途上のチーム同士で下位にいるチームだなと痛感する前半になったと思います。しかし湘南はポジションチェンジなどもしながら繋ぐのはやめてカウンターを狙って行きます。特に岩崎が得意のドリブルを生かしてシュートまで持っていくシーンが何度かありました。カウンターの形を作ることでだんだん湘南がゴールに近づいていきます。岩崎は周りのサポートが少ない中よくカウンターを成立させてくれました。岩崎がいなかったらずっと攻められて終わっていたかもしれない。彼は密かに大仕事をやってくれていたんです。そんなことより岩崎インスタ触りすぎじゃない?笑


スイッチを入れる中川


山田→中川

湘南はハーフタイムに交代。湘南の攻守のスイッチである中川を入れます。守備では猛烈スプリントで相手を追い込みそれに釣られて他の選手もプレスをかけ始めます。そして攻撃でも中川は起点になります。

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(オルンガは気にしたら負けだぞ💚)前回の名残でちょくちょくミスがあるかもです笑

中川がこの位置にいることで湘南の選手はボールを奪ったらすぐにボールを中川につけることができるんですよ。そして中川がタメをつくり湘南の選手が上がってくるのを待ちます。そのおかげで前半全くボールが回ってこなかったコバショーと馬渡が後ろからスピードを持ってクロスをあげることができます。これで完全に湘南らしいプレスからカウンターという形が完成しました。 後は中で合わせるだけ…


まさに先生。頼れる漢石原直樹。

岩崎→石原

ここで石原直樹投入。あとはクロスに合わせるだけ!というベストタイミングで浮嶋さんは石原直樹を投入しました。さっそくコバショーのピンポイントのクロスをフリーで合わせます。これは惜しくも外れますがその後大岩が素晴らしいオーバーラップからコーナーキックを獲得します。スタジアムからはこの日1番の拍手、キッカーの馬渡はこの日精度の良いボールを何本も蹴っています。これは入る。直感でそう思いました。馬渡のボールはコバショーと杉岡の間をすり抜け石原直樹の元に。見事にゴールを決めました。ピッチに正解をもたらしてくれる漢、まさに先生、石原直樹のカッコよさが止まらない。好きな偉人は誰かと言われたら間違いなく石原直樹と答えるでしょう。


湘南のために

ここから湘南はかなり攻め込まれかなり苦しい状況になります。守備の時間が多くなる中谷と馬渡のプレーが光ります。谷はJ1初出場とは思えないプレーを見せました。ハイボールの丁寧な処理、素晴らしいキックの精度、たとえオフサイドでも最後まで集中を切らさずゴールに鍵をかけます。集中が切れてる場面では年齢関係なく大きな声で指示を出します。そして馬渡はこの日31回のスプリントを記録。もう体も限界のはずなのに交代はしないとベンチにアピール。2人ともレンタル移籍なのにここまで湘南のために闘ってくれる。僕はそのことがなによりも嬉しかった。2人の熱い気持ちはサポーターにも届きました。



勝利への思い

古林→柴田 坂→岡本 未月→畑

鹿島は長いボールをどんどん入れていきます。坂が交代したのでヘディングで競り負けるシーンが増えてきました。和成、大岩が必死にカバー。前節ミスから失点したキャプテン拓也も魂のブロック。どフリーで打たれたシュートは谷がなんとか弾き出します。ですが流石に守ってるだけでは厳しい。でもカウンターに出る体力が残っている選手なんて湘南に…あっ!畑だ!畑がいた!  なおさんに収めてもらったボールを畑が全速力で追い越して行きます。まだまだ粗さがありますが大物になる予感のした畑のデビュー戦でした。まさに総力戦。全員で掴んだリーグ戦初勝利です。



まとめ

本当にみんな頑張ってくれたゲームでした。出場機会のなかった選手が勝つために全力を尽くしてくれた。これは紛れもなく僕たちの財産です。スタメン争いもこれで激しくなりそう!この勝利の喜びを噛み締めて次節首位川崎戦に臨みましょう!久しぶりにあの男とも会えますね!笑 ばいちゃ!



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