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ルヴァンカッププレーオフステージ アウェイセレッソ大阪戦レビュー  引き出し

こんにちは。代表ウィークの最中ですが我々はルヴァンカッププレーオフステージを戦っております。去年はここで負けてしまい上のステージに行くことができませんでした。去年のリベンジでもあるわけです。

さてセレッソ大阪との第1戦は善戦するもののコーナーキックからやられてしまい0-1の敗戦。アウェイゴールも奪えず悔しい結果となってしまいましたね。良い戦いまで持っていくものの差が埋まらない。もどかしい試合ですがしっかり振り返って次のホームでの対決の前に心に刻んでおきましょう。試合はまだ90分残ってます。

セレッソ大阪のスタメン

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湘南との対戦から2名変更。アダムタガート、パトリッキからブルーノメンデス、為田がスタメンに抜擢されました。スピードを活かしてというよりもつなぎながらこちらを崩す形だと思います。柔軟にメンバーによっても戦い方が変えられるのはいいですね。清武を誰が捕まえに行くのか、後ろにひきすぎないためにどうするかというのが我々の前回からの第一の課題。そしてそこからどう崩していくかも考えなければいけない試合でした。

湘南ベルマーレのスタメン

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代表での活動のため畑が不在。天皇杯で良い動きを見せていた福島がスタメン抜擢。山本さんがいないので福島にはここで奮起してほしいですね。同じく天皇杯で点を決めた瀬川がスタメン、そして永木、鈴木章斗もベンチ入りをしました。下からどんどん突き上げて層を厚くしていくことも大事。そうすることでチーム全体の能力が底上げされるので彼らには頑張ってほしいです。

リスクを背負って

前回選手のコメントで出ていた引きすぎたという問題。飛び込みすぎるとキムジンヒョンに長いボールで打開されてしまうので後ろを揃えながら奪いにいかなければいけません。湘南はここをしっかり準備してきました。

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大橋が無理やりキムジンヒョンと片方のCBにプレスをかけてコースを限定。このおかげでキムジンヒョンは長いボールをフリーで蹴ることができず。湘南のプレスのスイッチになりました。大橋の消耗が激しいですけどね笑そしてセレッソの原川がアンカーとなり清武と奥埜が間のポジションで浮く部分ですがここにはCBの福島と杉岡が出てきて対応。米本と挟み込んでボールを奪える場面も見えましたね。入れ替わるリスクもありますが多少リスクをかけないと勝てないのも事実。前節後ろに引いてしまった反省を活かしてプレスをかけるときにはこのような形で奪いにいきました。結果危なかったのは入れ替わられたあとのクロスだけでその他は前で奪って攻撃に繋げるシーンも増えましたね。

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攻撃に出るも…

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湘南は攻撃の時はシンプルに攻めました。サイドバックの裏に大橋と瀬川を走らせてCBをそしてそこの空いた スペースに走り込むみたいな形が多かったです。なんでこうしたかというとセレッソにブロックを作られると 崩すのが難しい、我々の強みの切り替えの部分で勝負をするということだと自分は解釈しました。理にかなってるし差を埋めるとしたら自分たちの強みを出して相手の強みを消すしかない。FWの人選もサイドに抜け出しやすい大橋と瀬川だったので準備したんだろうなと思いました。実際茨田が良いスペースに入ってきてたりしたんですけどね…タリクが怪我でいなくなってしまうというアクシデントがあり平岡が試合に入る時間を要したので攻撃に厚みが出なかったなというのが感想です。優位には進めてたんですけどね。

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あと一歩

なんとか攻め切りたい湘南ですが高い位置で奪っても 最後の精度を欠きゴールまで到達できません。セレッソのブロックも固く中央をボランチ2枚と4バックに閉じられるとどうしても崩せない。すると松田の打ったミドルシュートが弾かれコーナーキックを獲得。清武のボールに合わせたのは鳥海。セレッソが先制しました。よく見るとこちらのディフェンスを奥に集結させてあえてゴール前を空けていました。用意してきたものだと思います。そしてキッカーの清武は交代するかどうかを悩んでいたそうです。勝負強さというか抜け目ない引き出しの大さに差を感じましたね。

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対する湘南は442にして後ろを任せて人数をかけます。しかし単調な攻撃が続き無理やり縦につけたことで奪われて返って攻められてしまいました。バランスも悪く 442は落とし込めてないのかなと。セレッソと比べると引き出しが少ないというのが前節含めての感想です。 個人の技術、セットプレー、ゴール前での立ち位置や入れ替わり、状況に応じたポジションなど多くの引き出しを持っていたセレッソにまた差を見せられた戦いとなってしまいました。その中でも数少ない武器を相手の弱点をついて善戦はしました。あとは次どう戦うかですね。この経験を活かして引き出しを増やせているか、そして自分たちの武器でどう戦うかを考え最後に勝つのは湘南という強い気持ちで戦ってほしいです。遠くの目標としてはセレッソのような引き出しが多く状況に合わせたプレーができるようになることですかね。まだまだ伸び代がありますね。

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まとめ

セレッソとの差をまた見せられた試合でしたが前回よりかは勝つ確率を上げて相手を見てサッカーをしていたのかなと思いました。前回と同じく最終的に単調な攻撃になってしまったのは残念でしたが。

差は1点です。1点ならばなんとかなる。ホームで後押しをして選手たちにパワーを送りましょう。メンタル的にもセレッソは難しいはず。そういった隙を逃さず全員の力で勝利を!そして突破を決めましょう!

公式サイト


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