サンフレッチェ広島戦レビュー   僕たちは強くなってると叫びたくなる

勝ったぞー!!!!!!!!

今シーズンアウェイ初勝利に加えて広島のアウェイでは何十年振りかの勝利です!試合も自分たちの流れに引き込んでの素晴らしい勝利!一歩一歩確実に強くなってるぞ!みんな凄い!!!!!!!!!!

ここからどんどん上に行って番狂わせを起こしまくりましょう!

それじゃあスタメンからです

サンフレッチェ広島予想スタメンとスタメン

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ガッツリターンオーバーしてきましたね。広島は非常に理解度の高い選手が多いのである程度選手が変わっても勝ちに繋げるような戦いができます。ただプレビューで言った通りある程度パターンが決まっているのでそれに対応していけば自ずと勝利は見えてくるかなという試合でした。

湘南ベルマーレ予想スタメンとスタメン

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名古と町野を変えるという予想はあってましたね。  そこ以外はそのままです。疲れや試合の流れも予想してのこのチェンジだと思います。厳しいボールでも捌いてくれるなおさんや守備での強度であればやーまんにも引けを取らない茨田を最初に使ったということはまず守備からというような認識ですね。

広島の狙った裏

広島は堅実なチーム。故にセオリー通りの勝つための 戦術を取ります。湘南に勝つためにはどうすればいいんですかね?その答えはサイドの裏です。

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3バックにしたことで空いてしまうサイドの裏と広教とのミスマッチですね。ここにシンプルに放り込むことをしてきました。アンカーの青山、荒木、井林という組み合わせにしたのも前線へのロングボール目的だったかもしれませんね。

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もはやお馴染みとなったこの形。序盤こそ押し込まれましたが修正がとにかく早い。すぐさま引いた5バックにして裏のケアをします。広島は裏を取るためにスピードのある柏と藤井を配置してインサイドハーフにもサイドに抜けれるようなハイネルと長沼を使いましたがこのように対応されたことで徐々に自陣に押し返されてしまいます。良さを完全に消しました。


右のパターン

堅実なチームはパターンがあります。こうきたらこうするとかのマニュアルみたいな。ただそう言ったチームは対応された時に崩れやすい。アドリブが効かないことが多いんですね。それは相手の右サイドで起こります。

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プレビューでは野上が内側に絞ると言いました。茶島に変わっただけで予想通り右サイドバックは内側に絞り 藤井が落ちてきましたね。でも湘南はそのようなことは織り込み済み。高橋諒が前に出てやーまんが茶島を自由にさせません。そうなると出せる場所はハイネルですがハイネルはサイドが主戦場。真ん中で受けてどうこうできる選手ではない上に相手は対人のスペシャリストの 和成です。おまけに藤井は裏に抜けるスピードが魅力なのに下がってしまったことでそれが出せない、茶島は 内側に絞ったことでやーまんにより密着されやすくなる。この時点で広島は攻める手立てを失いました。湘南に勝つパターンを用意したもののそれにピッタリと対応されたことで詰んでしまったんです。


じゃあ左の柏と清水のドリブルでなんとかしよう!と 広島は左を使いますがそちらは拓也と舘の鉄壁のサイド。こちらは飛び込んだらやられるため自陣に引き込んで数的有利を作ります。そしたらまずやられませんよ。なんてったってうちのバランスを取ってくれてる右サイドですもん。ということでプレビュー通り左は前で奪って右は引き込んで守るという形になりました。DAZNの平均ポジションを確認してみるとやはり左のサイドの選手はポジションが高く右は低いと言った特徴が見られました。タックル数でも左が多いですね。       サンフレッチェ広島戦プレビュー

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君に決めた

守備では完全に自分たちのゲームにした湘南。勝つためにはあとは得点です。守備が慣れたことで湘南は攻撃的な選手交代をします。なおさんと茨田に変わりアイディアの出せる町野と名古を入れました。これにより名古が前でボールを受けるようになり右でも攻撃が活性化。 そして町野の献身的なプレスでボールも前で奪えるように。あとは誰が決めるかです。



名古の献身的なプレスで大迫は雑なキックをしてしまいます。ボールは聡の元に転がりますがハイネルが回収、しかしさっきも言った通り真ん中で受ける選手ではないハイネルはすぐにボールロスト。ポストプレーの上手い町野が下がってゴール前にスペースを開けます。聡は預けると町野が開けたハーフスペースに走り込んでいきます。町野のスルーパスに湘南の怪物田中聡!!!!!!田中聡らしいJ1初ゴール!なんだこいつは!名古と町野の良さを活かすため1番いいタイミングで投入しアンカーの田中聡の利点を発揮して相手の弱点となった中盤をついた素晴らしいゴール。チームとして狙いを持った得点でした。

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ちょっとしたハーフスペースの解説

中央からちょっと横の場所がハーフスペース。ここにいる町野は右にも左にも行けてシュートも打てちゃうから井林としては前に出て自由にさせたくない。そこの裏に入ることで数で優位を取り後ろからの走り込みなので誰もついていけない。田中聡はここのハーフスペースの使い方が抜群に上手い。まさに怪物。



舘クローズ

湘南としてはあとは引いて余裕があれば点を取るという戦い方で良くなりました。しかし広島は主力を出してきます。これに対して湘南はどうしたか。

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広島は主に中盤を変えて打開を図ります。真ん中でボールを受けれるようになりゴール前で起点が作れるようになりました。しかしそれにはこちらも対応する策を既に持っています。舘をアンカーにして大岩を投入。大岩が入ったことでジュニオールサントスの強さに対応し心配だった中盤は舘のカバー範囲と対人の強さにより抑え込むことに成功。唯一怖かった野上の偽サイドバックにはやーまんと高橋諒が引きすぎずにアプローチをかけたことで押さえ込み前半と同じように守備で優位を取ることができました。ロングボールも谷の守備範囲。跳ね返したボールは町野がキープしてこばしょーに裏に走ってもらい上手く時間を使います。名古の時間の使い方が鹿島らしいというか今までに湘南になかった賢さが見えましたね。決定機を作らせず安定した戦いを見せた湘南。 必死にギリギリのところで守っていた姿は形を変えてJ1のチームらしい強いチームの戦いになっていました。 今後この舘クローズは今後増えそうですね!


まとめ

強いぞ…強いぞ湘南!と思わず叫びたくなってしまいますね笑。ターンオーバーしていたとは言え広島相手に優位を取り後手を踏ませて最高の形で点が取れた。こんな上手い戦い方ができてかつ湘南らしいアグレッシブな試合なんて面白くないわけがない。

ここにウェリントンズが来るんです。そしたら終盤のカウンターはもっと迫力が出るし畑やタリクが戻ってくればパターンが増えるし若手もどんどん成長しているしベテランも課題に向き合ってどんどん良いプレーヤーになっている。こんな面白いチーム応援するしかない!

このまま上を目指して次も勝つぞー!

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あの出来であまり良くなかった…?         いったい君はどこまでの選手になるんだい?笑



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