FC東京戦レビュー        "ベスト"なゲームだった

思った以上に大きくスコアの動いたゲームになりましたね。FC東京としては明確な狙いを持ったゲームになったのかなと思います。うちとしては勝ち切ることへのなれてなさが露呈しただけにかなり悔しさが残りましたね。

さぁそれではいつも通りスタメンからいきましょう!

FC東京予想スタメンとスタメン

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後ろの編成はかなり変えてきたなという印象です。  両サイドバックには運動量の多い2人を起用し中盤の底には森重を置きました。かなり特徴的な布陣だったので何をしてくるのかなと思いましたが…予想以上に厄介でしたね。

湘南ベルマーレ予想スタメンとスタメン

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こちらは聡が戻ってきてアンカーに、そして町野がスタメンに入りました。ある程度固定されてきましたね。 ターンオーバーを挟みつつもこのメンツが主力になっていくと思います。やる事は前回と変えずに細かく繋いで逆サイドの意識やゴール前でのアイディアとゴールを取るという部分です。前回上げた課題…は克服できませんでしたね。

FC東京の狙いと水撒き

えっ…水多すぎじゃね…

前日まで海だったのかな?と言いたくなるほどの水の量。ちょっとビックリしましたね笑。おかげで滑るし裏のボールは流れるしで大変でしたね。なんでこんな水撒いてんだろうって考えてFC東京の戦いと照らし合わせてみたら自分なりに納得した答えがあります。


FC東京のプランとしてはこう。中2日でキツいから最初はドン引きして裏に蹴って前線であわよくばチャンス作ろう。そして最後だけギア上げて点取りに行こう。  こう考えればポジションにも水にも納得がいく。森重を中央に配置する事で渡辺、岡崎、森重という対人にも空中戦にも強い3枚が並びドン引きしてもある程度守れるし低い位置からでも展開するだけのキックを持っている。そしてギアを上げたければ運動量が武器の両サイドバックを使えばいい。水は裏に蹴った時に滑りやすくするためです。より前にボールを運ぶための手段ですね。


じゃあうちとしてはどうするか。これはプレビューで話した通り。引けばいいんです。裏のスペースを無くせば蹴られても問題ないし、FC東京は繋ぎに重きを置いているチームでは無い。なのであんまりプレスはかけてなかったですね。そのおかげでFC東京はボールを思った以上に保持しなければいけなくなって自分たちのピッチに苦しめられることに。湘南も下が滑るので止まれずに球際の強度が出ないという思わぬピッチの活躍がありました。なんでもやりすぎはよくないね。        FC東京戦プレビュー


プランを崩した1点目と2失点

湘南としてはFC東京がドン引きしているうちに点を取らなければいけません。ですが相手のゆったりペースに合わせてしまいなかなかゴール前まで侵入できず。そんな中でうちのエースは違いを作り出しました。


逆サイドの高橋諒まで展開。中に運び少し下り目でもらった大橋。ここから一気にギアを上げて3人をドリブルで剥がします。後ろに溢れたところにやーまん!   ゴール!大橋のアイディアと緩急のあるドリブルから 黒子に徹していた山田直輝のゴール!やーまんがここまで高い位置を取れたのは田中聡が影響してるかもですね。守備で下がらなくても聡が取ってくれるので高いポジションを取れたんだと思います。これで完全にFC東京はプランを狂わせられました。           やーまんの役割はツイートしたから見てね😁


ですがその後です。自陣の深い位置にも関わらずリスクをかけたパスを出してしまい奪われて速攻。陣形を整える前にスルーパスから渡邉のシュート。谷がなんとか弾きますが田川に詰められて失点してしまいます。そしてここでFC東京はギアチェンジ。一気にサイドバックを上げてスピードのある攻撃を繰り出します。湘南は今までのゆったりペースに合わせた結果後手に回ってしまいました。もっと先に5バックにしたりプレスで牽制すればよかったのですがここはFC東京のギアチェンジを褒めるしかありません。結局中央もディエゴオリヴェイラをドフリーにしてしまい2失点目。自分たちのミスから相手のプランに戻してしまったといったところでしょうか。


再びプランを崩すも…

前半のミスを引きずっていても仕方がないです。とにかくうちとしては相手のペースに合わせず点を取りに行くしかない。FC東京はカウンター要員の永井とアダイウトンを入れあわよくば3点目を入れる逃げ切り体制に。 厳しいかと思ったその時でした!


広教が長いボールで中央に絞った高橋諒に、落としたボールをなおさんが左に流れたやーまんへ、中央に折り返したボールを高橋諒が流し込み!ゴール!やったぜ! 完璧なゴールで同点に追いつきました。自分たちの流れの時にしっかり自分たちの形で取れるようになりましたね。去年僕もずっと言っていた中への侵入も見られました。相手の目線をこれでもかと変え縦に速い湘南らしさも見えた素晴らしいゴールでした。


どちらに転ぶかわからないと思ったゲームですが無常にもFC東京に3点目が生まれます。セットプレーのこぼれ球を拾われ小川のクロス、森重が折り返して渡辺にヘディングシュートを決められ2-3。ヘディングに負けたのはしょうがないです。正直言って勝てる相手ではないですから。もっと前にセットプレーにさせないとかクリアを外にハッキリするとかやらないとですね。ここら辺は細かい部分ですが拘らなければいけません。


今週のみんなの意見

僕がTwitterを見てて気になった意見を話そうかなと思います。結果に拘れよ〜という意見がかなり多かったですね。その通りだと思います。サッカーは勝つか勝たないか、結果だけ見ればベターかベターじゃないかなんですよ。そういった意味では自分たちの形から点を取って自分たちの戦いを貫いてチャレンジをした今回のFC東京戦はベストではあってもベターではなかったと言えます。失点シーンも繋ごうとしてのミスやセットプレーでも大きくクリア出来なかったりと勝ちにこだわるための経験がまだまだ足りない。勝つために必要な事は何かの判断をもっとしていかなければいけないと思いました。  まぁそんなのは本人達が嫌というほどわかっていて死ぬほど悔しいと思うんですよ。なら僕たちは別に前向きに捉えてもいいんじゃないかとも思います。変に勝たなきゃ!って不安を煽るとプレーがうまくいかないなんてことは去年嫌というほど経験しましたし…次はホームでの試合なので僕たちはこのまま前向きに選手を後押しする空間を作ることが出来ればいいんじゃないかと思います。実際面白かったしこの試合を続ければ結果は出ますよ絶対。あとは細かい部分を突き詰めるだけです。


まとめ

僕が今日こーゆー考えに至ったのは谷の表情だったんですよね。いつも通り高いパフォーマンスを見せてくれましたが谷としては2本触っているので止めれたんだという気持ちが強かったのかもしれません。勝たせるGKになりたいと言っていたのでこの負けはかなり悔しかったはず、そして次は結果にこだわってプレーするはずです。谷の名前を挙げましたが他の選手からも1ミリも満足感は感じられなかった。なので心配はしてません。


そして話は少し変わりますが遂に…遂に…



山根視来が代表に選ばれましたー!!!!🎉🎉🎉

湘南ベルマーレで才能を開花させ川崎で凄まじい成長を遂げた山根の選出は僕たちにとっても大きな財産です。夢は心のプロテイン。夢を持ち続ける限り成長は止まる事はない、代表のピッチでも暴れ回れ!

がんばれー!山根ー!

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