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おいしいチョコレートの歴史

わたしが大好きなチョコレートって、かなり歴史が古いんですね。
聞いたことはありましたが、今回調べてみて驚きました。

カカオ豆の利用(カカオ飲料)

カカオ豆2

チョコレートは、皆が知ってのとおりカカオのタネが原料。

歴史は遡って紀元前2000年頃のマヤ文明、すでにカカオ豆は飲み物の原料として唐辛子などと一緒にすり潰して愛飲していたといいます。

600~750年頃には、南米の古代集落の遺跡からカカオ飲料を作るための道具が発掘されました。カカオ飲料は当時、この道具を使って、発酵・乾燥したカカオ豆を炒り、殻を取り除き、臼の上で砕いてペースト状にして、水と混ぜ、ハチミツや唐辛子などを加えて作ったと推察されます。

ここでも、ハチミツが登場(添付蜂蜜の歴史はご参考)、古くから使われていたんですね。


その後、1400年頃から、当時メキシコ高地に栄えたアステカ帝国で広まり、16世紀にこの帝国を征服したスペイン人が自国に持ち帰ったといいます。

以降、スペインでは、カカオに砂糖を加えた飲み物として愛飲されるようになり、17世紀には一気にヨーロッパに広がり進化、洗練されていったそうです。


ココアの誕生

 カカオ豆は、豊富な油分を含むため、ドリンクとしては脂っぽくて美味しいものではなかったようです。

そこで、1828年、オランダのココアブランド「ヴァンホーテン」が、カカオ豆から油分を大幅にカットしてお湯に溶けやすい粉末(後にココアパウダー)を作ることに成功、現在のココアが誕生したのです。


チョコレートの誕生

ココアパウダーを作る過程では、取り除いた油分が副産物としてココアバターができます。

イギリスでは、そのココアバターとココアパウダーに砂糖を加えることで固形チョコレートを製造開発、19世紀半ばには板チョコレートの販売を始めたというのです。

その後、スイスでは、19世紀後半にチョコレートを長時間練ることで口当たりをなめらかにする方法を発見。19世紀にチョコレート開発が急速に進み、チョコレートは現在のような形になったといいます。


最後に

チョコレートの歴史を調べていると、ハチミツや発酵が登場してきます。
この二つは古代には欠かせないキーワードかもしれません。

また、ココアの方がチョコレートより古かったんですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

(おまけ:ピンボケですが、最近はこんなチョコレートも。。。)

チョコレート


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