今夜もkintone #71 割り算の商と余りを求める計算テク・質問力、解答力を磨く
「今夜もkintone」とは
「今夜もkintone」は毎週日曜夜22時から、YouTube Liveでお送りしているkintone好きな業務改善職のための番組です。
2021/9/19のライブ配信
1.kintoneの計算機能で割り算の商と余りを求める
割り算の商と余りを求める。一見、ただの算数の問題のような感じですが、実際の業務における活用シーンも結構考えられます。
①(ストレートに)余りを求める
在庫引当等
②曜日の計算
基準日(1970年1月1日)からの7日サイクルの余りから曜日を求める
③工数計算
1日の所定労働時間単位で日数計算を行う等
アプリ設定の例(割り算の商と余り)
応用例(所定労働時間単位への変換)
個別の事例を覚えておくと言うよりは、「割り算の商や余りをkintoneの計算で求めることができる」とうことだけを記憶しておくとよいと思います。
実際使えそうなアイデアが出てきたときには、「kintone 割り算 余り」等で検索すればいいですもんね!
余りについて言及した記事を見つけたのでシェア!
2.質問力・解答力を磨く
ふたつめのテーマは、コミュニティーにおける「質問力」の大切さ。
僕はkintone関係では、主に、
・Cybozu developer network
・キンコミ
等のコミュニティーサイト(いわゆる質疑の掲示板的なやつ)で活動しています。
特に、kintoneカスタマイズの技術的なテーマで質問が投稿されることが多い、デブネット(developer network)で、残念な書き込みを見ることが多くあります。
それをひとことで言うと、「情報が不足している」ことです。
ユーザーからの質問に答えることを業務として行っているサポートセンター等では、このような情報が不足した質問に対しても、丁寧にヒアリングしてくれて、課題解決に導いてもらえるかもしれません。
しかし、デブネットのように、有志が答えているコミュニティーにおいては、質問者、解答者ともに、「相手を思いやること」が非常に大切になると思います。
たまたま遭遇した、自分の持っている知識やノウハウが役立つかもしれない質問に対して、善意で解答しているわけです。この時に、何度もやり取りをしないと解答に必要な情報が聞き出せないような質問に対しては、「うーむ」とうなりつつ、スルーすることが多くなってしまいます。
質問を投稿する側は、善意で解答してくれる有志の誰かのことを考えて質問する。解答する側も、その人の過去の質問やコメントをチラッと見るだけでも、スキルレベルを読み取ることもできます(僕はそうしています)ので、質問者のレベルに合った書き方で解答してあげる。
中には、サポートセンターと勘違いされているような方もいるわけです。しかし、いろいろな人が集まる中でも、参加者のみなさんの「善意の連鎖」で運営されている、このようなユーザーコミュニティーは素晴らしいと思います!
いただいたサポートは、今後とも有益な情報を提供する活動資金として活用させていただきます! 対価というよりも、応援のキモチでいただけたら嬉しいです。