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埼玉県茶業研究所 インターンシップ(Part1)

食品開発学科には「商品開発インターンシップ」という授業があります。
今回は埼玉県茶業研究所で製茶のインターンシップに参加してきました!

埼玉県入間市は関東屈指のお茶の産地で「狭山茶」が有名です。
「色は静岡 香りは宇治よ 味は狭山でとどめさす」とも詠まれているように、日本茶の三大銘茶のひとつです。
葉が肉厚で濃厚な味わいで伝統的な「狭山火入れ」による甘香ばしさが特徴です。

埼玉県茶業研究所のみなさまにご協力いただき、製茶について学んできました。

まず、ほうじ茶の作り方を学びました。ほうじ茶とは煎茶や番茶などの茶葉を焙(ほう)じて飲用する緑茶にあたります。ペットボトルのほうじ茶も最近人気でたくさん見かけるようになりました。
強い火で焙じることで、赤茶色くなりとても芳ばしい香りが立ちます。

専用の機械で焙煎していきます。低温でじっくりと焙煎したり、高温で一気に焙煎したり、焙煎方法をコントールすることができます。

焼き方のパターンを変えながら、いろいろなほうじ茶を作ってみました。

出来上がったお茶の葉はふるいにかけます。

次に茶の摘み取り体験をさせてもらいました。

とても良い天気でした!風が気持ちいい!!

新芽を摘んでいきます。もう9月なので新芽といっても固めです。

摘んだ茶葉を使って、手もみ茶にチャレンジしていきます。

釜炒り製で殺青(酵素の働きを止める)していきます。

茶葉のかたまりを転がすように揉んでいきます。茶葉の水分出て、しっとりするまで揉んだら、また釜炒りします。そして手揉みする。これを計3回繰り返しました。乾燥器で乾燥処理を行います。

どんなお茶になるのか楽しみです!!

今回はここまで!!
Part2では「お茶の品評」を学びましたので、報告しますね!!