ピアスのお話。
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ピアスのお話。

今日は大好きなピアスのお話を書いてみようと思います
きっかけは小学校6年生の時です
私は現在38歳です。なので結構昔の出来事で、小学生でピアスというのは当時はかなり珍しいことだったと思います。宮崎の小学校に行っていたのですが大阪から転校してきた男の子がピアスをつけていて中学生に目をつけられてしまったその子を守ってあげたくて開けたのがきっかけです
元々私も大阪からの転校生だったこともありその男の子とすぐに気が合って同時に唯一大阪弁で話せる相手だったのでとても嬉しかったことを今でも覚えています。
本当は面白くて明るくてオシャレな子でした
ただピアスをつけていただけで当時小学生だったのにも関わらず中学生から目をつけられ嫌がらせにあいその子はどんどん元気がなくなっていきました
これまでにあった人を全員思い出してもあんなにピアスの似合う人は見たことがないかもしれません
ものすごくお似合いでした
子供の時は住みたい場所があったとしても叶いません
希望があったとしても実現はほぼ不可能な立場です 
親が決めたその土地で生まれ生きていくしかありません
それはもちろんみんなで仲良く暮らしていければいいと思いますが
色んな人間がいます
それは大人社会だけでなく子供の時からすでに
本当にいろんな人間がいます
ぱっと見人間にみえているだけでそうでない人間もたくさん存在します
私はその子が辛そうな様子に耐えきれずある日突然安全ピンで右耳にピアスを開けました
勢い有り余りすぎたのか全く痛みはなく
家にあった母親のピアスをつけました
それはまあ色んな人にめちゃくちゃ怒られました
びっくりするくらい騒がれましたし色んな目に合いました
笑えるくらいよく無事に生きてこれたなと思うレベルでくだらないことがたくさん巻き起こりました
しかし真っ直ぐすぎた私の心は全然平気でその子をいじめるなら私にどうぞと言った感じでした
今思い返すとなぜあれほど強く生きていたか不思議でならない程です
たかがピアスの穴一個で大人も子供も大騒ぎ くだらなすぎるなと冷めきっておりましたが真っ直ぐなまま腐りはしませんでした
ピアスを開けたことで中学校に入学させられないということにまでなり毎日頭の中はハテナだらけで過ごしました
当時の担任はピアスは確かに可愛いと私の前では発言していたものの他の先生の前になるとピアスはだめだと気が狂ったように怒ったり
そもそも校則もないのになぜそんなに怒るのか。中学校に行きたいなど一言も言った記憶もございませんでしたし 
親にもらった体に穴を開けるなんて!などお決まりのセリフのような事も当時散々言われました
じゃああの子がいじめられてるのはどうしたらいいんでしょうか?この体は私の体なのですがなぜピアスを開けたらダメなのでしょうか?
など聞きましたが睨みつけられるダメだダメだと怒鳴られるだけで正確な回答は頂けませんでした
その頃から服装でも怒られるようになりました
私は完全に先生方のストレスの吐口になっていました 
本当に本当に日々頭の中がハテナだらけでした
ピアスをつけている人をいじめる人間には怒らず
ピアスをつけている人には怒鳴り散らしまくる
私にはただのヤバい奴らにしか見えず。あげく子供の目をしていないと言われ殴られたりもしました。怒鳴られても殴られても怖くもなければ笑いが止まらない。もはやピアスをつけている先生もいらっしゃったので何の説得力もない。ピアス禁止とはそもそも言われていないしそんなルールもそもそもなかった。なぜダメだかの説明もない。
ピアスを外すように私からあの子に説得したらよかったのか?でもそれはなんか絶対違う気がする
そして本当に似合っていましたから。
似合ってなかったら外すことをお勧めしたかも知れなかったのですが本当に本当に似合っていたのです。
その間も色々がことが酷くなりすぎてしまい結局その子の家族はまた大阪に引っ越してしまいました その子にだけだなくそこの家族に被害は及びました この地域は大人も子供も一体どうなっているのかと毎日を疑って過ごしました
その後も私はピアスをつけ続け過ごしました
ピアスの穴一個でこんなにも生きづらくなるのか
そもそもこの地域もそうだけどなんならこの国には私合わないのかもとその頃から妙にポジティブでした

嫉妬という感情のくだらなさ、少しでも目立つということは許されないという環境、死ぬまで理解しあえない人間が大勢存在するが生きていかなければいけない現実にも気付かされました 小学生だったあの頃、本当に多くのことを学びました
環境によってはたかが一個のピアスで地獄に落とされるのかと
でも小学生ながらにそれは何か違うのではないか?と
ピアスをすることに理由っているんだっけ?好きだからつけることの何がいけないんだっけ?
しかも似合ってるんだからよくない?!
犯罪でも何でもないのになぜそんな騒ぐんだろうか?そんなに騒ぎ立ててみんなは疲れないのだろうか。
逆に色々と心配でした。
当時小学生だった私は学校の先生はもちろん中学生からも目をつけられ、中学校に上がると散々な目に遭いました。自宅に高校生の団体が直接文句を言いにいらっしゃたり。

本当に面白いと思うのが

ピアスは不良だ!

ピアスはヤンキーだ!

とおそらく500回もっとでしょうか。当時色んな人に言われましたが。本当にそういう考えはあの時は勿論今現在もなのですが私には全く理解できないのです。ピアスをつけたら不良ってどういう意味なのかを一生懸命何回も考えたのですが本当にわっからないのです。じゃあもう不良でもヤンキーでも何とでも思っていただいて全然結構なのですがその発言自体がおかしすぎまして、大人になった今でも涙が出るほど笑ってしまうのです。もっと言えば不良って何ですか?ヤンキーって何でしょうか? 小学生をいじめてくる中学生、高校生の方がよっぽど不良だと感じておりました。どうしてこんなにもおもしろおかしな人が世の中にはたくさんいらっしゃるのでしょうか。

壮大なコントですよね。

私はただただとにかくただただ環境があってない。時代が遅れているだけだと思うように過ごしておりました。
よくよく考えてみるとあの若さでよくぞ腐らず真っ直ぐ生き抜いたと思います。
本当に笑ってしまいます。

1秒でも早く大人になってあのクソくだらない地域を抜け出し自分の好きな場所で暮らしたいとばかり考えておりました。
そして一度出たら死ぬまであの地域には戻らないと心に誓いました。
今のところどちらも無事に叶っております。もちろん成人式にも行っておりません。

大人になるにつれどんどん増えて耳に20個以上
確か一番多い時で27個つけていた記憶がございます
眉毛 鼻 舌 口の下 首の前後 おへそ
何だかたくさん穴を開けてきました
幸いにも今の仕事は見た目はなんだって自由です
もちろんピアスで怒られる事もなくなりました。
それどころか良く褒めていただけるのでとても幸いな日々でございます。
若かった時は特に肉体的な痛みを知っておく事で生きている実感も欲しかったのだと思います
常に頭の中で着せ替え人形的な遊びと言いますか。
パズルをしているような感覚で生きてきたこともあり肉体と脳内が分離しているような感覚で過ごしていた時期も長かったと思います。
ですがピアスをあけたりつけかえたりすることで心と体が一致するような感覚になることも事実でした。
不思議とネックレスやブレスレット指輪がどうも苦手で短時間なら大丈夫ですが長時間は想像もつかずピアスですと全く気にならなかったりもします

現在は耳と舌とおへそだけです
耳は拡張してあるので一番多くつけていた頃よりかは随分数を減らしています ちなみに上の写真のピアスが一番のお気に入りでここ何年もつけています キラキラのピアスは気分があがります

昔はよくクレアーズや文化屋雑貨店で買っていました。
めちゃくちゃかわいいのにたくさん入ってお買い得なピアスとか
大きなチェリーやガイコツのピアスとか
キラキラフープだったりパール系だったりビーズ系だったりとにかく色んなピアスをとっかえひっかえしておりました

ここ数年ははお気に入りのジュエリーショップで買ったピアスをずっとつけています
店員さんもキラキラしていてとてもご親切で大好きなお店が渋谷にあります
たまにクリーニングしていただくのですがすごく気分転換になってよいです
素晴らしいサービスだなと思います。
磨いて頂くと生まれ変わった気にさえなります
自分では磨けない細かい部分までピッカピカです 
ピアスを外すと普段頭が空っぽなので適度な重さは私にはやっぱり必要だなと改めて感じたり


米粒ほどの大きさしかないピアスでも一個でもつけるとつけないでは全く印象が違います
ピアスは顔に一番近いアクセサリーということもあってお仕事の際も選ばせて頂く時は一番慎重になるアイテムかもしれません
穴がない方には改造してイヤリングにしたりシールタイプの物を使ったり
とてもテンションが上がるアイテムです
逆に耳に何もつけない方が美しい方も多くいらっしゃいます
人それぞれ似合う似合わない 
必要必要じゃない
全てはバランスですね

人にお会いする際、顔の次にすぐ耳を見てしまいます
気づけば小学生のときからの癖になってしまいました

子供だって一生懸命生きてます

といいつつ子供も大人もないように思っておりますが


個性が活かされる世の中になりますように

小学校の時から願ってきた思いがほんの少しずつですが叶って来ている気がする今日この頃で御座います。

ピアスのお話からなんだか思い出話になってしまったと反省してきましたので今日はこの辺で終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

それではまた。


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衣装スタイリスト、衣装デザイナー。広告、雑誌、ミュージックビデオ、TV、映画、舞台など幅広くお仕事させていただいてます。とにかく目の前にいる人の魅力を最大限に引き出したい!! というわけでパーソナルスタイリングサービスを始めました♪ styling-office.com