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【社員インタビュー】MFの全システムを創り上げた総司令官!CTO杉田ってどんな人?

※この記事は、2020年1月に弊社コーポレートサイトに掲載したものです。

こんにちは!広報の松田です。

COO、CSOと連続でお届けしてきた経営陣インタビュー、今回は最終回として、CTO杉田のインタビューを紹介します。

CTOとは、Chief Technology Officerの略で、日本語に訳すと「最高技術責任者」です。

自社サービスのシステムに関する最高責任者として、ビジネス戦略に伴う技術策定や、システム構築や運用等を行っています。

「モタガレ」ローンチ当初からシステムを支え続け、2019年9月にCTOに就任した杉田。

エンジニアを目指したきっかけから将来の目標まで、今回もたっぷり聞いてきました!

ぜひ最後までご覧ください!

CTO プロフィール
杉田 允(すぎた あたる)
1988年生まれ。大阪府出身。
専門学校HALにてプログラミングの基礎を学んだ後、株式会社サイバードにシステムエンジニアとして入社。メディア事業にて、WEBアプリケーションを中心に新規開発や保守運用を担当し、サーバサイドやインフラ領域を経験。
その後複数社にて、WEBアプリケーションの新規開発等に携わった後、2017年2月、MiddleField株式会社に入社。
リードエンジニアとして新サービスのローンチやチームマネジメントに従事したのち、2019年9月より現職。


今のキャリアのきっかけはテレビCM!?

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ー早速ですが、あたるさんがMiddleFieldに入社する前のことを教えてください!

杉田:僕、実は文系の大学を2年で中退してて。受験するって決めたのも、とりあえず大学は出た方がいいやろ、みたいな感じで受けたんよね。

センター試験を普通に出してれば他の大学に入れたはずなんやけど、気づいたら友達が「あれ、もう締め切ってるで!」「え、マジ?」みたいな(笑)で、唯一受験に間に合いそうだったところがそこだったっていう。

ーそんなエピソードがあったんですね(笑)もともとは文系だったんですか?

文系やね。それも、とりあえず経済学とかやっとけばなんとかなるやろっていう感じで決めた。で、とりあえずその大学行ったけど、このまま卒業しても仕方ないなと思って辞めた。

1年くらいフリーターしてたんだけど、この時はめちゃめちゃ病んでたね。これから人生どうしよっかな、みたいな。

ーそこから専門学校に行くまでには何があったんですか?

杉田:とにかく就職しないとまずいなと思って、テレビつけたらCMで「就職するならHAL」って言ってたから、「ああ、就職するからHALいこ」って(笑)とにかくパソコンができればどこの会社にも行けるやろ、って。

ーそんなきっかけだったんですね(笑)専門学校ではどんなことを勉強していたんですか?

ゲームが好きだったから、ゲーム学科に入ったんやけど、勉強しないでずっと遊んでた。だからプログラムは全然書けなかったな。あとは木切ったりしてた。

ー木ですか!?

杉田:班になってアーケードゲームを作るみたいな授業があって、それを一から作る為に木切ってたね。PC使えるようになりたくて入ったのに、ほとんどパソコンなんかしてないねん(笑)アナログなことばっかりしてた(笑)

ーそうだったんですね(笑)就職活動ではエンジニア職を受けてたんですか?

杉田:いや、僕はずっとパチンコのメーカーばっかり受けてて、しかも企画職で応募してた。

ーどうしてパチンコメーカーの企画職に絞っていたんですか?

杉田:パチンコのメーカー受けてたのは、単純にパチンコが好きやったから(笑)企画職だったのは、すごい漠然としてるけど、自分で考えて何かを作るっていうことをしたいなと思って。

ー実際に就職活動をしてみてどうでしたか?

杉田:大手の会社の最終まで行って、結構感触がよかったんだよね。だから、「これは絶対受かった」と勝手に思って、そこからまったく就活してなかったんだけど。いざ結果がかえってきてみたら「残念です」っていう連絡で。

それで7月頭からもっかい就活再開して、IT系の会社の企画職とかを受け始めたね。そっから1社目に受けたのが1社目の会社で、選考は順調だったんやけど、内定通知が届いてみたら「技術職」って書いてあった。

でも、当時は就職氷河期だったから、もうやるしかない!と思って入社したね。


入社前からプラットフォームを作りたかった

ー入社した会社ではどんなことをしていたんですか?

杉田:メディア事業部っていうところでECサイトの新規開発とか保守運用をしてた。途中で部署ごと会社が独立して、そこではアプリとかオンラインゲームの新規開発とか、チームマネジメントとか、色んな事やらせてもらってた。

ーMiddleFieldとはどんなきっかけで出会ったんですか?

杉田:当時の会社の先輩がMFを手伝ってたんだけど、人手が足りなかったらしくて「ちょっと手伝ってくれない?」って言われたのがきっかけ。その前から他の会社の手伝いとかはちょこちょこやってたから、別にいいですよみたいな感じで、週1~2くらいで手伝い始めたんだよね。

それ以来ちょこちょこオフィスに行ったり、一緒に焼肉食べに行ったりしてたんだけど、その中で「うちに来ない?」って声かけてもらってた。

ーそうだったんですね!入社を決めた理由は何だったんですか?

杉田:プラットフォーマーになるっていうところが一番響いたな。やっぱり僕はエンジニアだから、何かしらのものを作りあげたいっていう気持ちがあるんやけど、中でも全体の枠組みみたいなものをずっと作りたくて。

例えば、GooglePlayっていう場所に、色んな人がゲームとか、アプリを色々載せてる。もちろんその1つ1つのアプリに売上がある訳だけど、結局それが成り立ってるのって「GooglePlay」っていうプラットフォームがあるからやん?

場を提供する人が一番強いというか、できることが幅広いんよね。

ー「プラットフォームを作りたい」という想いはMFに出会う以前からあったんですか?

杉田:うん、実際にエンジニアになって、色んなサービスを作る中で考えるようになった。例えばオンラインゲームの開発とかもしてたけど、僕らは「プラットフォームに載せるためにそこのやり方に沿ったゲーム」を作らないといけない。

僕らが作ってるのってそのコンテンツでしかないから、それなら枠組み作った方が楽しくない?って思うようになっていったね。

個々のサービスを作ってそこからサービスとか事業が大きくなっていくパターンもあるけど、MFみたいに最初からプラットフォーマーになることを見据えてサービスをやってるのは凄いなって。

で、それの開発とかを出来たらめっちゃすごいなって。

ーちなみに、社長と片岡さんの第一印象は?

杉田:社長はフィーリングというか、直感を結構大事にしてるんかなと思った。さらっと言ったことがすごく的を射てたり、話し方も当然上手かったし。

伶介くんは前職が技術職やったから「やっぱ知ってんねんな」と思って。今まで僕が関わってきた人で、企画とか事業を考える人で、かつ技術畑の人って少なくて。そこを両方考えてるっていうのはすごいなというか、ちゃんと考えてんねんな、と思った。


MFの魅力は「やりたいことがやれる社風」

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↑MiddleFieldのエンジニアチーム

ーそうしてMFに入ったあたるさんですが、今はCTOとしてどんな仕事をしていますか?

杉田:「なんでもやさん」やね(笑)

例えば新しい技術を調べてそれを導入したり、エンジニアチームのマネジメントだったり、サービスを作る上での基本設計だったり技術選定だったり、採用だったり。

ー技術に関わることは全て、という感じですね。そんなあたるさんが働いていて思う、MFの魅力は何ですか?

杉田:自分自身が責任を持って、やりたいことやれる社風かな。

今のMFって、スタートアップベンチャーとして凄く微妙な時期だと僕は思ってて。今までの「がむしゃらにやってくぜ!」みたいな雰囲気をどこかに残しつつも、それなりの企業になろうとしている、みたいな。思春期のような。中学生高校生くらいの年齢というか。

これから会社がもっと大きくなってきたら、自分でやりたいことを提案して実行するのって、もっと時間がかかるやん。MFが大きくなってもこの社風は失わせたくないな、と。

ーあたるさん自身がそれを実感したエピソードとかありますか?

杉田:全部(笑)

まだメンバーが5人とかだったころから僕はやってきてるけど、例えばサービス出すって時に、じゃあインフラの構成はこうして、とか、負荷が高まったらこういうような構成にして、とかは全部自分で決めてやってきた。

誰に言われた訳じゃなく自分で考えてやってきたし、これからもそうやね。


モタガレを「知らないうちに使っている」サービスに!

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ーあたるさんが、これからMiddleFieldでやっていきたいことは何ですか?

杉田:売上とかPV数とかも1つの成果としてもちろん嬉しいことではあるんやけど、ここまで駆け足でずっとやってきて、見えないところが結構はちゃめちゃだったりするんよね。

ーそれは技術的な面でっていうことですよね?

杉田:そうね。だから、そういうはちゃめちゃなところを整えて、ちゃんとしたプラットフォームにしていきたい。サービスの外側は変わらないんだけど、内側の仕組みを整えるというか。

例えばデータを一元管理するとか、モタガレの各サービスを連携させるとか、本当の意味でのプラットフォームにしていくためにもやりたいというか、直近でやらなければならないことだね。

ーその作業が終わった上で、なにかやってみたいことはありますか?

杉田:今までは、サービスを増やす、窓口を増やすっていうことに振り切ってたけど、今後はそこに集まる様々な情報を集約して、その情報を生かした訴求であるとか、コンテンツ作りをしていきたい。

ビックデータに対してAIを入れて、もっとこんな施策をしたら売上上がるよね、とか、こういう層のユーザーにこういうアプローチしたら効果的だよね、みたいな。細かいとこで足りてないとこは山ほどあるし、もっとこうしたらいいのに!っていうことが凄い溜まってるから、バンバンそれをやっていきたいな。

ー個人としての目標はなにかありますか?

杉田:2つあるんやけど、1個が「金持ちになりたい」っていう(笑)これにもちゃんと理由があって、シンプルに夢があるやん。「上に行けば行くほど、頑張れば頑張るほど余裕が生まれるよ」っていうのを、新しく入ってきた人とかに見せてあげたい。

もう1つは、色んな所に登壇したい。デベロッパーズサミットとか、あとはAmazonとかGoogleがやってるようなサミットに登壇して、「僕らはこんだけのことをしてて、このサービスこんなに魅力的なんやで!」ってことをアピールしたい。

僕はこのモタガレっていうサービスを、デファクトスタンダードにしたくて。デファクトスタンダードっていうのは事実上の標準ってことで、例えば何かを調べましょうってなったとき「Googleを使います!」って意識せずに、自然とGoogleを使ってるわけやん。

じゃあなんか買い物しよう、ってなったときに、無意識にアマゾンとか楽天で使ってたり。

そういう風に、「クルマ買いたい!」ってときに、買ってみたら使ってたの実はモタガレでした!みたいな存在にしたい。それで、その世界が実現出来たらみんな意識せずにモタガレを使ってる訳やん。そしたら「実はそれ作ったん僕なんです!」って自慢したい。「なんか分からんけどすごい!」って思われたいね。

モタガレをそういう存在にしていきたいし、その為のシステムを作りたい。


今欲しいクルマは「角ばってるクルマ」⁉

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↑MiddleFieldの「サバゲー部」

ープライベートでの目標はありますか?

杉田:うーん、プライベートはもう充実しちゃってるからなあ(笑)

ーそうなんですね(笑)お休みの日は何をしてるんですか?

杉田:ゲームやったりマンガ読んだり、YouTubeで動画見たりとか。あと、社内でサバゲー部作ってみんなでサバゲー行ったりもしてる。

ークルマで出かけることはないんですか?

杉田:僕、免許持ってへんからね(笑)だからクルマの免許取りにいきたい!早く会社で免許取得補助制度とか、自動車購入補助制度とか作ってほしいな。

ー乗ってみたいクルマはありますか?

杉田:カウンタックっていうクルマがかっこいいなと思って。僕は丸みを帯びてるやつというよりは、角ばってるクルマの方が好きなんだよね。だからJEEPとかもいいなと思うし、直線がとにかく多いクルマを買いたいね(笑)

松田:早く社内制度作りましょう!(笑)本日はインタビューへのご協力、ありがとうございました!


あとがき

という訳で、今回はCTO杉田のインタビューをお届けしました。

ここまで3回に渡って経営陣の紹介をしてきましたが、Wantedlyさんの急上昇ランキングに入るなど、反響をたくさんいただきました。

今回のブログをきっかけに、MiddleFieldという会社の魅力が1人でも多くの方に伝わっていましたら幸いです!

それでは次回の更新もお楽しみに!!

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