私が育休中にキャリコン一発合格した方法<学科試験対策編>
こんにちは。キャリアコンサルタントのしょうこです。
私は現在一児の母親で、2021年の第17回国家資格キャリアコンサルタント試験に合格しました。
養成講座を受け終わったのは息子が生後5ヶ月の時で、試験を受けたのは生後7ヶ月頃です。
▼私についてはこちらから
今回の記事は、学科試験の勉強を具体的にどうしていたのか?
というテーマでお伝えしたいと思います♪
▼勉強時間の作り方編はこちらからどうぞ!
▼実技試験対策編はこちらからどうぞ!
◼️問題集テキストを購入
まず勉強を始めよう!と思った際に、問題集のテキストを購入しました。
私が使ったのはこちらです!
養成講座の資料やテキストも手元にありましたが、情報がたくさんありまとまっていないのでどこを覚えたらいいのかわかりづらかったんですよね。
市販のテキストは情報は少ないものの、試験で出るポイントがうまくまとまっています。
こちらをメインで使いながら、不足しているところはテキストをその都度読んで情報を補うようにして併用していくのがいいと思います。
>まずは一度読んで一問一答を解く
養成講座の受講が終わっても、正直試験に必要なことを覚えているかと言われると「NO」ですよね。
というか、どんな問題が出るかすらよくわかっていない・・!
なのでまずは学科試験の大枠を掴むため購入したテキストを読みます。
章ごとに一問一答がついているので、それもチェックしながら最後まで進めます。
この時はまだ全然わからなくてもOK!!だいたい試験の出題範囲がわかればいいと思います。
>1冊を使い倒す気持ちで
最終的には、この1冊全部頭に入ってる!っていうくらいまで持って行くのがいいと思います。
と聞くと「ひぇ〜・・」となりますが(私もなっていましたが笑)過去問を何度も解いていけば、試験前にはいやでも頭に入るので大丈夫です!
このテキストはとにかく分かりやすいので、過去問でわからなかった箇所を理解するのに使いましょう。
そして試験前にはテキスト内の一問一答と模擬試験を全問正解できるまで解きましょう!
◼️とにかく過去問を解こう
メインの試験対策は何と言っても過去問だと思います。
私は第17回の試験を受験しましたが、過去1回〜16回までのすべての過去問を解きました。その数およそ25回!
直近の14〜16回は3回、11〜13回は2回、その他は1回ずつ解き、最後に間違えた問題を全部解き直しました。
直近3回分の過去問は公式サイトからダウンロードできます。
その他の過去分については、声を大にして言えませんが、、、私はネットでまとめているサイトを見て勉強しました。
また今回公式の過去問題集が発売になりましたね!
これから受験をする方は、これを使わない手はないと思います。
>一問ずつ答え合わせしよう
おすすめの解き方としては、1問ずつ、もしくは2~3問でもいいですがこまめに答え合わせをしながら進めることです。
もちろん数回は時間を計って50問全部解くこともやって欲しいとは思うのですが、これだと設問のどのポイントで悩んだのか?ということを忘れてしまうんですよね。
「合格点とれた!よーし!」ではあまり意味がなくなってしまいます。
大切なのはどのポイントで知識が足りていないのか?というところ。
曖昧だったところをしっかり見直しましょう!
>わからなかったポイントはテキストや本をじっくり読もう
間違えた箇所は、テキスト、養成講座のテキスト、キャリア関連の本とそれぞれ該当箇所を確認しましょう。
ポイントは、購入したテキストだけ読んで終わりにしないことです!
私が第17回の試験を受けてみて感じたことは
「細かい情報の問題が多いな…?!」ということ。
近年難化傾向にあると言われていますが、テキストで太字の部分だけでは情報が足りないんですよね。
もちろん細かいところまで全部暗記しろ!っていうのは無理な話です。
でも「あ、これなんか見たことあるぞ…?」
と一度目を通したことがあるかどうか、という部分が合否を分けるポイントになってくると思います。
ですので、分からなかったポイントは問題集テキストだけではなく詳しい本を開いて一読してみましょう。
これをやると非常に時間がかかりますが、1日50問やろうと思わなくて大丈夫です。
「今日は10問だけ」「調子が良ければ20問解こうかな〜」くらいで毎日じっくりコツコツ進めましょう。
◼️時事問題対策は?
受験生の頭を悩ます時事問題。
出題数は多くはありませんが、確実に試験に出ます。
近年の傾向を見るとテキストの暗記だけではなく、こういったリアルな話題もしっかりと対策が必要です。
>資料に何度もアクセスしよう
過去問でもよく出てくる下記の項目。
・厚生労働省の白書
・労働経済市場の動向
・職業能力開発
ぜひ情報源にアクセスして一通り目を通しましょう。
といっても情報が多い。
すぐには頭に入らない…(白目)
そうなんですよ!!一度読んだだけでは全然覚えられないんです。
ぜひ、「あれってなんだっけ?」と思うたびに資料にアクセスして何度も読んでみてください!
何度も読んでいるうちに今の時代の傾向などがわかる様になってきます。
おすすめはスキマ時間を活用すること。
腰を据えて読もう!と思うと疲れてしまいますが、例えば通勤時間の30分、トイレで一息つく時間など、ちょっとした時間を使ってみてくださいね。
私は原田先生のみん合格のサイトをよく訪れて活用させていただいていました。
過去問の解説ももちろんわかりやすいですが、時事問題の情報もアクセスしやすくまとまっており、受験生の味方!本当に感謝です!
>情報が入ってくる体制を作ろう
試験対策だけを考えると手っ取り早く資料を読んで暗記するのが早いのですが、キャリアコンサルタントとしては試験が終わっても、情報を更新しつづけることがとても大切です。
しかし定期的に自分から情報にアクセスするのは結構大変だったりしますよね。
そこでおすすめしたいのは、自動的に情報が入ってくるように環境を整えること!
具体的には厚生労働省や労働政策研究・研修機構などのメルマガ登録です。
私はよく使うTwitterでも厚生労働省などフォローしています!
受動的に情報を得られるというのは非常にありがたいです。
ぜひ日頃からキャリアに関する情報をキャッチアップできるよう工夫してみてください。
◼️最後に
いかがでしたでしょうか?
学科試験の対策は1日にして急に頭に入るものではありません。
覚えることもたくさんありますが、まずはざっくり大枠を理解し、その後過去問を解きながらコツコツと知識を蓄えていってください。
私も暗記は得意な方ではありませんでしたが、早いうちから取り組むことで無事に一回で合格点を取ることができました。
これから受験を控える方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?