27歳から始める、社会人大学院生活@早稲田大学ビジネススクール(WBS)
こんにちは。LINEで広告事業のプロダクトマネージャーをしている Sudo です。4月から早稲田大学ビジネススクール(早稲田大学 大学院経営管理研究科 - 通称WBS)にて学ばせて頂くことになりました。
平日の夜間と土曜日に大学院に通い、経営について勉強(MBAを取得)します✍️
働きながら大学院に通うことを周りに伝えると、似たようなキャリア(IT × PM × MBA)を歩んでいる人が少ないからか非常に驚かれました。
そこで、"なぜ大学院でMBAを取得するのか?"・ "なぜ早稲田を選んだのか?" をまとめてみました。キャリアについて考える、どこかの誰かのためになれば嬉しいです。
MBA とはなんぞや?
はじめに、MBAについて簡単に説明すると、
とあるように、MBA = 大学院で経営に関わるヒト・モノ・カネの領域を学んだ結果、取得可能な学位なのです。早稲田(夜間主総合コース)のカリキュラムを見ても幅広い領域の授業があることがわかります。
なお、一口にMBAと言っても、講義体系やカリキュラムなどが異なる大学院が世界中に存在しています。Financial Times の Global MBA Ranking はこんな感じです。(悲しいかな日本の大学院は全て圏外...)
縁あって昨年ハーバード・ビジネススクールの講義に参加したのですが、世界中から集った優秀な学生達がハイレベルな議論を交わしており、あの環境で2年間やり遂げたら大きく成長出来るだろうなと感じました。
なぜ、大学院でMBAを取得するのか?
そんなMBAをこのタイミング(27歳・社会人5年目)に、自費で数百万円を払ってまで取得しようとする理由は3つあります。
LINEでマネージャーとして働き始めてから、ヒト・モノ・カネの領域を考える機会が増えました。これまでは見様見真似 & 本などで得た知識 & 自己流で仕事をしていたので、一度体系だった理論を本格的に学び、働くスタイルを洗練させたいと考えています。
自分の資源(時間・体力など)が充分にあるうちにチャレンジして、資産(専門性・マインドセット・人脈など)を生み出したいと考えています。
上の図は弊社の人事であり早稲田大学ビジネススクールの卒業生でもある、青田さんのnoteより引用させて頂きました。
大学院を卒業する時には29歳なので、20代最後の大きなチャレンジです。
ありがたいことに日々の仕事はとても楽しいのですが、人間似たような環境に居続けると新鮮味が薄れてしまいます。新たな刺激を得て、人生に彩りを持たせるため、これまでとは大きく異なる環境に身をおきたいと考えています。
ぼくが通う予定の夜間主総合コースも多様な人員構成です。普段知り合う機会の少ない自分とは異なる経験を持った方たちと、同じコミュニティで切磋琢磨できる環境に期待しています。
これらをイマ実現するためには、働きながら大学院に通う選択肢が1番ワクワクするなと考えてこの決断に至りました。なので、MBA(学位)を取得するのは結果であってそれ自体が目的ではありません。
なぜ、 WBSを選んだのか?
大学院に通おうかなぁと考え始めたのは2019年の3月ごろで、どの学校を志望するか色々と悩みました。(日本・海外、全日制・夜間、私立・国立)
1番大きな分岐は、海外に行くかどうか?でしたが、
①仕事を辞めずに本業と学業を両立したい
②海外在住経験があるため、海外自体に強いこだわりはない
③自費での海外MBAは厳しい(2,000万円前後の費用)
などの理由から、最終的には早稲田大学の夜間主総合プログラムを第一志望として準備を始めました。
大学院にも当然入試があって、WBSでは一次試験(研究計画書・小論文)と二次試験(面接)を受験しました。受験の際におこなった準備と対策は別の note にまとめています。
パンフレットを見ると社会人大学院生の生活は中々に大変そうで、しばらくはプライベートの時間が殆ど無くなりそうです。
働き方は自由だということ
すこし長くなりましたが、今はとにかく4月からの新しい生活を楽しみにしています。
数年前はまさか自分が働きながら大学院に通うとは考えていませんでした。改めて、世の中には色々な選択肢があるなぁと感じる今日この頃。
この、IT企業でプロダクトマネージャーとして働きながら大学院に通う選択が、だれかの選択肢を広げる手助けになれば幸いです。
入学はようやくスタート地点に立った所なので、本業と学業を両立して相乗効果を生み出せるよう、2年間全力で頑張りたいと思います💪
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WBS生活の振り返りnote
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