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ケライ・ネットワーク|きびだんごを介した、家を訪ねる、ゆるやかなつながり

現在、きびだんごをきっかけに人が家に来るケライ・ネットワークを増やしています。本投稿は、がんばらない文化プロジェクトの更新型記事です✨

アイデアの着想から現在の状況まで、この投稿自体を育てていきます。

アイデアの着想: 3月4日
→「家来」の問い直し

こんにちは。ここ最近、きびだんごを配っています。賞味期限が切れる前に渡し切る必要があります。助けてください。

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さて、きびだんごを岡山の人たちにお渡しすると、「家来」という言葉が頻繁に出てきました。

「家来」

なんとも強い言葉がお渡しする文脈の中で生まれることにびっくりしています。ひえ〜!

前近代的な主従関係を示すような威圧感を感じますね。主従関係が固まってしまう感じがあって「家来」という言葉には驚きました。笑

「家来」は私としては居心地の悪い言葉だったので、(勝手に)新しい解釈を加え、活動のネタに変換してみることにしました。

※ 私の得意なことは、勝手に言葉を解釈しなおして、なんだか重くなってしまった言葉を軽やかにしていく捉え直しを行うことです。

家来を増やそう

私は、人生の中でよく人の家に泊まりに行きます。

今は自分の家がありませんが、他のところからやってきた人たちに泊まってもらいたいという思いをよく抱きますし、5月以降の奈良南部で拠点を作っていきますので、次第に皆さんを家に招くことができるようになっていきます。

その際には、ぜひ皆さん来てくださいね。

さて、そのような体験を重ねる中で、むしろ「家に行ったり、来たりすることができる」関係(=そういう気の抜けた関係)が増えると楽しいと思うのです✨

そういうことを思いながら「家来」という言葉を見ると、ぴったりではありませんか...😀 家に来ると書いて「家来」。相互に家来する関係は、信頼によって支えられていて、素敵だと思うのです。


私はこれから、「家来する」という言葉を使っていこうと思います。

「家来する(私が家に行く)」
「人が家来する(人が家に来る)」

こういう関係性の始まりにとってもいい魔法のツールを紹介しましょう!w「きびだんご」です!

これまでの物語の文脈では、きびだんごを渡す=家来にするという語りが優勢でしたが、私は、きびだんごを渡して、むしろ家来していこうと思います。

主従関係が意味不明です。

私は誰かの家に家来します。

たとえば家に泊めさせていただくとして。あくまで、泊めさせていただくということへの感謝とそのように開いてくれることに対するリスペクトが前提になります。

しかし、きびだんごはもともと家来を生むもの。家に来る私がきびだんごを差し出すけれど、基本的に家主さんの生活スタイルを尊重することになります。どちらが家来でしょう?笑 

何が家来なのかよくわからなくなったのですが、結論は、「家来を増やそう」という言葉で締めさせてもらいます。

家来を増やそう。
家来しよう。

きびだんご を配ることで生まれる関係、深まる関係、結構面白いので、心からお勧めしたいと思います。

 PS. きびだんご、ぜひ配ってみてください。何が起こるかわかります。

PS2. きびだんご、2週間の間に出逢う人たちにはきびだんごをお配りします。きびだんごを配る士気を高める時には、水曜日のカンパネラの桃太郎を爆音で流します。お勧めです。

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きっびった〜ん、きびきびた〜ん!!

PS3. 三浦は今、固定の家がないので、家来してもらうことができません。いやぁ、早く拠点作りをしたくなってきました(笑)家来を受け入れることができない悲しさを引き受けながら、賢明に生きて参ります。5月以降に乞うご期待🙃

アイデアの展開開始:3月4日
→ケライ・ネットワーク(仮)誕生

さぁ、具体的に始まりました。

3月3日の時点では、私が家来の意味を問い直して遊んでいただけなのですが、4日の今日、この発想に遊び半分に乗っかってきてくれる人が出てきました。

仲間の誕生!きびだんごを配ることによる成果です!🙃

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具体的に言うと、きびだんごを持って戸を叩けば相手をしてくれる「きびだんごスポット」が誕生しました🎉🎉🎉

現在、2箇所の家が賛同してくれていて、これらの家にはきびだんごを持っていけば、忙しい時や留守でなければ相手をしてくれます。

きびスポットが増えていくと、おわかりですね?🙃

家来さんたちはより多くのきびだんごスポットを巡ることができるようになっていきます。めでたいことです。

きびだんごが生み出すご縁で、普段の日常とは少しだけ違う回路が開け、人が家来してきます。全くの赤の他人ではありません。きびだんごを介した、ゆるいつながりです。

このプロジェクトを面白がってくれる時点で寛容な方々なのは間違いありませんし、単純にお金ではない価値を感じてくれる愉快な方々が増えていくと思います。

楽しみです🙃

今後は、なんとなくノリが合う家の方に、きびだんごスポットになりませんか?とお声がけしていくつもりです。

どうなることやら!

ちなみに、今後の制作物として、きびだんごスポットに配布するステッカーおよび家の戸をくぐるための通行証「きびだんご札(?)」を作りたいと思います✨

それらができたら、正式にきびだんごスポットの家々と家来人たちにお渡します。家来人たちが家々を行き交う日常を見るために、遊んでいこうと思います。

きびだんごスポットと家来人になる方法は、現在、特に意味もなく、秘匿されています。

少しだけミステリアスな方が、いいでしょう(?)🍡

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