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【39/66】読書記録「ふたりのロッテ」

こんばんは。つぶやきを「66日ライラン」のマガジンに追加する方法を、今日の今日になって知りました。慌てて昨日の分を追加しました。つぶやきはスマホ、このような駄文はパソコンの更新となっています。
昨日、別の話題を書こうとして、下書きを作ったものの、日付に問題が発生するため、一度削除しました。また日を改めて書くことにします。普段から考えていることなので、パソコンに向かったらすらすら書けると思います。

ケストナー「ふたりのロッテ」(高橋健二訳、岩波書店)

岩波少年文庫で、ケストナー生誕125年、没後50年にちなんだフェアをやるとのことで、その案内を貼っておきます。「ふたりのロッテ」もあります。

アクリルキーホルダーが欲しいので、新しい訳の「ふたりのロッテ」は買って読むことにします(苦笑)。キーホルダーについては、リンクをスクロールしてご覧ください。読書好きな人なら、今、各社がやってる文庫本のフェアで、記念品が欲しくて本を買いまくったことがあると思います。あるあるですね。

読者層が違うと、岩波書店の本のお値段がずいぶん違う。少し前に買った岩波新書の「桓武天皇」(瀧波貞子著)にはびっくりさせられた。

脱線した。これは「まえがき」が必ずあるケストナーの本に通じるものがある。文章を書くうえで、そういう影響は受けてないけど。

スイスでの林間学校で、偶然知り合ったルイーゼとロッテ。ルイーゼは勝ち気な性格で、見た目がそっくり同じのロッテに対していい感情を抱かなかった。ロッテはやさしい性格の女の子で、母親と暮らしてるという。

ルイーゼは巻き髪、ロッテは三つ編みの髪型をしている。ルイーゼとロッテは仲良くなり、互いの誕生日や生まれた場所が同じとわかり、双子だということを知る。互いの親の情報交換をし、ルイーゼは三つ編みにして母親のもとに行き、ロッテも巻き髪になって父親のもとで生活をする。

それが全然バレなかったんだな!
もとは他人として別々に暮らしてたわけだから、性格の違いがちょこちょこ出てくる。ルイーゼはロッテと違ってお料理は得意ではなかった(ロッテが9歳にして所帯じみていたらしい)。

そこがなんとも可愛らしい。ふたりが手紙を交換して、あの手この手で両親をくっつけたいと思い、行動する。
そう、ルイーゼは音楽家の父親と、ロッテは編集者の母親とそれぞれふたり暮らしだったのだから! 

ルイーゼとロッテは見た目以外は全然違う性格をしていて、じゃあどっちに感情移入するかというと、父親のもとに入り込んだロッテかなあ。

最後は両親が話し合って、ハッピーエンドを迎える。よりを戻すってヤツですね。
相変わらず外国人の名前が覚えられず、ルイーゼの学校で出てくる人はさっぱりだった。ルイーゼとロッテ以外の人、父親や母親、それとちょっとどころじゃない重要人物と、父親の側にいるお手伝いさんは抑えて読んだ。

ルイーゼとロッテにわくわくさせられ、子どもの頃とっつきにくいと思ってた本をようやく読むことができた。そんなものかもしれない。

今の子って、こういう本を読むのかな? ゲームもいいけど、本の世界に没入できる時間も限られてます。子どもがいないので、ゲームは「ほどほどに」と考えてます。

この文章を書く前にヘッダ?の写真を探したところ、案外「双子」を連想させる人物画はなかった。クリエイターさんには悪いけど、AIの描いた女の子は目が怖くて、選ぶことはないです。

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