サッカー日本代表アジア最終予選メンバーについて

8月26日(木)16時にアジア最終予選(9/2 大阪/市立吹田サッカースタジアム)中国代表戦(9/7 ドーハ/会場未定)のメンバーが発表されました。

会見のアーカイブも残っているので時間のある方は見てはどうでしょうか。反町さん、森保監督の自らの言葉で話されているので勉強になります。

今回は3つの点から書いていきます。
1. 今回とこれまでの招集メンバーとの比較
2. 平均年齢
3. 国内組or海外組

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1. 今回とこれまでの招集メンバーとの比較

大きく分けて3つの招集時期について調べてみました。
①前回の6月のキルギス代表戦(13名)
②2021年 東京オリンピック(9名OA3名含む)
③2018年 ロシアワールドカップ(9名)
のメンバーとの比較になります。

①前回の6月のキルギス代表戦(13名)
半分ほどの13名が選手とされました。ただ、この時は東京オリンピックの直前だったということでオリンピックメンバーは選ばれていません。もちろん分かりませんが、東京オリンピックのメンバーの中にも森保監督のA代表の構想メンバーがいたとしても不思議ではありません。

②2021年 東京オリンピック(9名OA3名含む)
オーバーエイジ(OA)3名を除くと6名の25%が今回のメンバーに選出されました。4分の1(25%)がA代表に選出されたので決して低い数字ではないような気がします。さらにこの世代で、この夏に海外に移籍した選手もいるので、環境の変化ですぐに選出すると選手個人に負担がかかるので呼ばなかった選手がいてもおかしくありません。

③2018年 ロシアワールドカップ(9名)
来年に迫ったカタールワールドカップですが、現時点で9名の37.5%が前大会を経験しています。1年後に何名の選手が変わっている可能性があるかもしれませんが、前大会の経験ともう少しでベスト8の可能性の上積みとさらなる自信を高めてくれると思っています。

2. 国内組or海外組

メンバー選考で毎回のように言われるのが、国内組or海外組問題ではないでしょうか。今回は24名選出で国内組6名(25%):海外組19名(75%)です。
あくまで個人的な感想ですが、この時期にヨーロッパ組はシーズンがスタートするので日本からヨーロッパに移籍した有望な選手は選出を避けたように思います。
ヨーロッパの移籍市場は8月末までで、元々海外でプレーしている選手を除いて、日本からの移籍組は今回はあえて招集していないような気がします。というのも、環境が変わる中でいきなり代表の活動に招集してもバタバタの中でのプレーとコンデション調整、さらに今後のサッカーキャリアにおいてベストだとは思わないからです。

3. 平均年齢 27.50歳

27.50歳ということで、肌感覚で申し訳ないのですが、ちょうど良い年齢構成ではないでしょうか。というのも、サッカー選手として25~28歳くらいがちサッカー選手として成熟して、勢いがある年齢だと思うからです。

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GK 30.00歳、DF 28.33歳、MF 25.90歳、FW 28.50歳
ポジション別の平均年齢は上記のようになりました。
来年のワールドカップの時には今回の東京オリンピック世代の台頭と、もしかする久保選手の同年代でもあるパリオリンピック世代の選手も入り込んでくる可能性もあります。

日本代表はアジア予選では負けるわけにはいきません。ワールドカップ連続出場とベスト8以上の成績を残せるように僕たちは全力で応援するのみです。

頑張れ、日本!

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