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スポーツにとって”当事者”意識を持たせることが応援してもらえるキーポイントなんではないだろうか!

みなさん、こんにちは村中 @freedom_oreです。

数日間続いた”悔しさ”は何故?

約8年間(海外6年、日本2年)、僕は国内外のサッカー業界で”飯”を食わせてもらっていました。シンガポール、マレーシア、カンボジア、ミャンマーの4カ国でプロサッカークラブの立ち上げや新規事業の立ち上げなど20代前半で貴重すぎる経験をさせてもらいました。その後、2シーズン国内のサッカークラブでフロントスタッフとして働きました。現在はサッカー業界から離れて、縁もゆかりもない静岡県の焼津市に移住。

そしてご縁あって社会人クラブ「焼津FC」に携わっています。このクラブは完全にアマチュアの社会人のサッカーです。実は少し前に数日間ものすごく”悔しかった”出来事があって、似たようなこともあったなと思い出しました。海外、日本のプロチーム、アマチュアのチーム、そして、いちサッカーファンとしての視点から”悔しさ”の原因を書いてみました。

「する」「支える」「観る」3つの視点から共通したこと

「する(プロのフロントスタッフ)」「支える(アマチュアのスタッフ)」「観る(サッカーファン)」の3つの視点で”悔しさ”という感情がうまれる理由を考えてみました。(無理やりすぎるかな...。汗)

何故この”悔しさ”という感情をいだいたのかというと、能力ある選手がそろう焼津FCなのに、今シーズンは第3節を終えて1勝2敗です。開幕戦こそ圧勝したけど、その後2連敗。勝利できる可能性がある相手だけに逆転負けと完封負け。もっとできるチームが何故か敗戦したのか...。

この悔しさは過去にも国内外のプロクラブで働いていた時に(種類としては多少違いますが)何度か経験した感情でした。数日間無気力でなかなか身が入りませんでした。サッカーと言うスポーツは必ず勝敗が付きまといます。もちろんリーグ戦だと引き分けもありますが。

心の底からサッカーを愛して活動に取り組んいるからこそ、結果が出なかったことへの悔しさだなと。なんでこの悔しいという感情が出たのかともっと深堀してみたところ、あることが浮かび上がりました。

”当事者”意識があったから。

プロでもアマでもこの感情の『差』は関係なのかなと。他の事象に置き換えることもできると思いました。自分や家族のことなど身近な存在で起こった出来事にはものすごく関心があるけど、他人やものすごく遠い存在になると似たような出来事にもそれほど興味・関心がない。そんな経験が皆さんにもないでしょうか?

要するに仕事でもプライベートでも”当事者”意識を持たせる・持ってもらうことこそが感情移入ができると思いました。

どれだけ”当事者”意識を植え付けられるか

それは応援してもらえるクラブづくりをJリーグのそれぞれのクラブにも置き換えてみました。各クラブ、いつも課題になるのが入場者数である。日本は他の国々よりエンターテイメントが豊富だと僕は思っています。一部のクラブを除いては入場者数にどのクラブも毎試合ヒヤヒヤしながら、イベントやキャンペーンなどしながら集客を頑張っています。ただ、結果が出ないクラブがほとんではないでしょうか。エンターテイメントの多い中で週末の貴重な時間をサッカーに注いでもらうためには相当な努力をしなければなりません。
その中で僕は大切な要素が「どれだけ”当事者”意識を持たせれるか・持ってもらえるか」だと思います。

当たり前のようなことだけど、中々出来ていないクラブが多いように感じます。当事者意識を持ってもらうためにはどれだけ”接点”をつくるかが重要なキーポイントになると思います。

接点をつくるためにために必要な3つのステップ

1. 知ってもらう

まずは知ってもらわないと話になりません。テレビ、新聞、ラジオなどのメディアはもちろんだけ、今の時代、自社でインターネットなどで情報を発信できます。まずは知ってもらうところにひたすら力を注いで一人でも多くの人に知ってもらうことが重要です。

2. 接してもらう

知ってもらったら、次は接してもらうために様々な手法を使って、接触して接点を持てるような施策をしなければならない。まずはお客さんに自ら情報収集してもらえるような情報発信したり、街のイベントなどに積極的に参加してもらう。そして、一番が試合に観戦しにきてもらうこと。さらに好き・認知してもらうとユニフォームやタオルマフラーなどのグッズを購入してもらうことではないでしょうか。

3. 当事者意識づけ

この段階に来るお客さんが多ければ、やっと嬉しいポジションになれることができます。お客さん、自らが情報をキャッチして、試合観戦やイベントがあれば自らお客さん自身で生活の一部のようにスタジアムに足を運んでくれるます。そのようなお客さんをつくることができればファンクラブやシーズンパスなどにお金を支払ってくれるようになります。

プロサッカーはエンターテイメントとしてとらえることが大切です。ファン・サポーターなど観ている人たちにどれだけワクワクして、「夢」を与え続ける存在になるれるかです。一般的なエンターテイメントはお金と時間をかけたら、ワクワク感は想像の範囲内で得ることができますが、サッカーはそうではありません。お金と時間をかけても、勝利は保証されません。こういう醍醐味がサッカーにはあります。非日常の体験ができるのはサッカーの凄いことです。

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