批判と攻撃は違う



たまたまふらっとSNSを見てたら友人のコメント欄におそらくバレーファンであろうアカウントからネガティブなコメントが。
ネット上で見かける誹謗中傷に比べればもしかしたら大した内容ではないかもしれない。
だけど僕が見る限りそれは容姿に関する悪意のあるコメントだった。
本人に連絡したら本人も知っていてコメント以外にDMも来ているらしい。

肯定するわけじゃないけど、人間だから人を嫌うのは仕方ないと思うし悪口も仲間内で言ってもいいと思う。
だけどそれを直接本人に言うのは違うと思うし、全く必要ないことだと思う。
そんなの自分のアカウントで勝手に書けばいいし、酒の場で愚痴ればいい。
スポーツ選手だからプレーに対する批判なら仕方ないし、プロスポーツである以上それは必要だとも思う。もちろんリスペクトがあった上で。
だけど容姿や人格に対する批判は違うし、
思ったとしても本人に言うべきではないと思う。
それは批判ではなく攻撃になる。

YouTuberに比べれば、あの人に比べれば大したことないとかそんな話でも、誹謗中傷の程度の話でもない。
傷つけようと石を投げた人間がいて、その石が当たった人間がいたという事実が問題。
本人は気にしていないようだけど、友人の僕は気分が悪くなった。
これが親や家族ならどうだろう。

個人的にあまりこういうことをSNSで言いたくはないけど、もし心当たりがある人がいたらやめましょう。
バレー界のためにやめてほしいです。

とはいえこの問題は無くならないと個人的には思うし、システムで解決していくしかないと思う。
リーグやチーム、選手会のような組織がこういった問題に対して対処やサポートしていく体制が必要だと思う。
SNSの発達によってバレー界にも色んなメリットがあったと思う。
選手もチームもリーグもファンもみんなSNSの恩恵を受けていると思う。
個人的にはリーグやチーム、選手はもっともっと活用してバレーボールやVリーグの魅力を発信していくべきだと思う。
だけどその裏にある今回のようなリスクにもきちんと目を向けていく必要がある。
問題が起こらないようにするSNS研修だけじゃなく、起こったあとにサポートする体制が必要だと感じた。

まぁこのようなことがあって少し嫌な気持ちになりました。
選手の立場からするとこういったことは思っても発言しにくいのは事実です。
僕はたまたま今海外にいて、色んなことを気にせずに発信できていますが、日本にいたら正直少し躊躇したと思います。

今回は理論とか正誤性とかそのへんを全く気にせず書いています。
ただ単に自分の身近な人が傷つけられようとしていたことに腹が立ちました。
それと、こんなことが起きてしまう職業を子どもたちに胸を張っておススメできないと思い、問題提起してみました。
綺麗事かもしれませんが、みんなで考えていければと思います。

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