見出し画像

Lither Baseの直近の展望

ブランドについての詳細と現状は上記にまとめているのですが、今回はさらにちょっと詳しく。

まだまだ力不足でODMという形でしか販売できず、製品デザインや機能を市場に出ている他の製品と大きな差を出せていない状況です。

と前回の記事にまとめているのですが、
なぜモールで販売して、DtoC展開しないの?
とかも言われるのでまとめていこうと思います。

結論
1、失敗できない(売れずに大量在庫にする)
2、現状の事業状況からDtoCから始めるコストが大きい点
3、データだけだと分からないことが大きい
(製品を販売しないと市場の動向が見えない)

大きくは予算的な事情が大きかったですが、Amazonで販売すればAmazonのアルゴリズムと売り方をしっかり捉えれば、赤字になることなく、販売はできます。

またAmazonはテストするにはも丁度よいプラットフォームなので、中途半端な売れない製品をつくるよりも負けない戦いをできるフィールドだと感じています。

これまで、市場調査、製品のリサーチ、製造準備、販売戦略‥
など、これでも1年近くかかってしまっていますが、1年でナレッジとオペレーションはできたので、製品開発のスピードを上げていきます。
(当初は9ヶ月くらいでスタートできるはずだったのですが‥)

1、DtoCとは

言葉が近年出てきた感があるのですが、形態としては昔からあるパターンが多いです。

今、私が展開いている製品も形をしっかり独自のモノにして、自社ECなどで販売できればDtoCになります。

なぜ、このようなトレンドになってきたかというと
(以下、上記記事一部引用)

 今、旧来通り莫大な投資を行って大規模な生産体制とマス広告を支配してきたメーカーとリアル小売店は、メーカーであり小売でもあるアマゾンを筆頭にECに押され始めており、小売店舗は次々と閉鎖に追い込まれています。
 同時に商品が流通するチャネルは減少の一途を辿っており、メーカーは直接お客様とビジネスができるようになります。
 そして、製造革命を背景に、次々とDtoC(D2C)へと参入せざるを得なくなっていくでしょう。

と書かれている通り、(書かれていなくても分かる人には分かりますが‥)Amazonの影響が最も強いですよね‥

P&Fは健康美容の小売業をネット上で展開していて感じた点は

①店舗で販売(メーカー→卸→小売=店頭)

②ネット販売が進み、売れた時代
(メーカー→卸→小売=店頭&ネット)

から

③直接販売できるDtoC
メーカーから商品を顧客に直接送ることができる
メーカー→店頭&ネット
という形態に移行しつつあります。

こうなった背景としては、Amazonの影響ももちろん大きいのですが、SNSの影響で、情報やトレンドが早くなり、製品開発のスピードが以前にも増して早くなっていることも挙げられます。

Amazonで販売していると、メーカーとしてはユーザーのデータが得られません。

なので、Amazonに依存し続けることは、長い目で見てもメーカー側としては不利になる可能性も出てきます。

実際卸に卸して、店舗で販売というのは体力的に難しくなってきている市場も多くなっています。

メーカー側はどのように製品の認知を上げていくのか、というのはとても重要課題であり、長期的に考えていかなければならない点でもあります。

小売でも厳しいのは分かっていながら続けるのは難しいと判断し、もう自分たちでつくって販売した方がいいよね、という至極全うな判断で今に至ります。

そんな背景があり、自社製品を展開する方が長い目で見て賢明だと考え、アウトドア製品の開発に至った形です。

2、リテール(小売)を展開してみての学び

余談になりますが、実際約1年程よりその市場で事業をしてみて、EC領域における市場構造を目の当たりにしました。

①Amazonの凄さ

始める前までAmazonの凄さを感じてましたが、これは想像以上に凄かった。

フライホール戦略を取っているのは知っていたのですが、実際Amazonプラットフォームを利用して、この凄さをリアルに感じました。

②プラットフォーム依存→LTV下落の脅威

メーカーさんと取引していても、メーカーさんの危機感はとても強いです。

Amazonで販売していると、価格は下がってLTVが下がるという悪循環に陥る‥

なので、メーカーさんはなるべく自社ECを展開している企業に卸そうとします。

③メーカーとしての価値について

本当に日本のメーカーはもっとマーケティングやらなきゃだめです、と痛感しました。

いつまでも卸や小売に頼っていたらいけないと痛感しています。

そのうちAmazonの脅威で今の流通がディスラプトされて(既に書籍市場の流通構造がディスラプトされていますが)、自社の製品を販売できないと、時間とともにゲームオーバーになります。

3、製品開発

すみません、一応学んだことを共有した方が良い気もしまして、載せました。

話を戻します汗

今年は3製品製造して、しっかり投資回収+余剰資金の確保と今後の製品ラインナップの軸をさらに精査していくことを想定しています。

来年以降は商標や意匠権も取りながら、独自の製品を進めていこうと思っています。

私以外のメンバーが進めてくれているのですが、追って関わってくださる方を募集するかもしれません!

4、ブランド強化

今年は製品開発と同時に、Amazonやヤフーショッピングなどのモールに依存しない体制もつくろうと思っています。

当初はpinterestの活用を検討していましたが、ショップナウ連携もあることから、Instagramでの活用をしていきます。

エンゲージメントをまずあげていかないといけません‥

InstagramやTwitterを活用したブランドづくり、一緒にやりたい方!


いらっしゃれば、ぜひご連絡いただけますと幸いです。

4、最後に

今後も

・ハイブリット(1台2役)
・軽量コンパクト
・ハイデザイン

を軸にした製品開発していきます!

こんな形の製品(LED ランタン)ですが、もしよければ購入していただけたりすると泣いて喜びます!



よろしければ、サポート頂けると泣いて喜びます!