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一緒に仕事をしてみたい人とは? ※特にエンジニアの方へ

noteを書くのが、とても久しぶりになってしまいました。

最近、よく考えることを整理してみようと思いますが、その前に近況を整理しておこうと思います。

1、現在、製造業向けSaaSサービスを開発中です

「受発注システム」と説明すると

めっちゃ競合多くない?

と思われる方が非常に多いのですが、もうね、本当に業界として課題が全然解決されていないんです‥

競合過多(と思われがち)、but Very Big Problem 

という感じです汗

誰も解決できていないという状態で、製造業の深い闇を解決すべく、製品開発を進めている感じです!

ちなみに、なぜこれまで課題が解決されていないのかも大方要因は把握できていて、解像度も上がって、あとは開発していく、というような状況で、現在PoC(製品の検証)に進むフェーズとなっております。

そのPoCで、ど真ん中を刺せる解決法とセグメントを探している段階です。

2、起業後、何してたのですか?

これも、なぜかこれも最近よく聴かれます。

1、クライアントワーク
2、EC事業

をやっていました。ですが、僕は”元々事業をしたい”という想いで起業しています。

起業後、3年間、本当に様々なアイディアの発見、事業検証してはボツ、検証してはボツ‥こんなことをおそらく100事業以上繰り返していたと思います。

今年になって、やっと

・課題を解決したいと心から思える事業(今後10年賭けられる事業)
・社会の課題の大きさ(インパクト)

を見つけることができました。

自分の中で腑に落ちて「これはいける」と思って、実際プロトタイプを作りました。

自社の取引先メーカーにヒアリングしても、

「これいいですね、是非できたら教えてください」

と言ってくださる方もいて、本当にニーズはあると痛感できる瞬間を、今でもたくさん感じています。

しかし、今だに自分の無力さで提供もできていない状況で、これを書きながら、なぜか涙が出てきています。

今が社会人になってから、一番悔しい思いをしているかも‥
(期待に応えられない悔しさ)

3、なぜ、この事業に賭けたか

最も大事なお話かもしれません。

前提として、ものづくりしている人や企業へのリスペクトがあります。

これは自分自身が、ものをつくれない人間だから、という点もあるかもしれません。
※広義のものづくりという点では、それこそソフトウェアの開発者でもあるエンジニアの人へのリスペクトも含めて、です。

また、知らない人も多いかもしれませんが、日本の産業を見ても未だにGDPの20%超は製造業です。
普段の生活から見ても、見渡せば身の回りの多くの製品が実は日本の技術が詰まっていたりします。

そんな日本の製造業は、この30年間におけるGDPに占める割合が下がっています。

SANYO、東芝といった企業を始め、日本のメーカーが軒並み世界のメーカーにやられていることで、これを見ているみなさんは、そのやばさを感じることも多いと思います。

そのくらい戦後を支えた日本の製造業の危機は、深刻だと感じます。

僕自身、自社でメーカーさんと取引があり、非常にアナログで生産性の悪さを嘆いている製造業のオーナー社長の話を聴いたりします。

そんな悩みを聴きながら、世界のあらゆる産業でデジタル化の波が押し寄せて、テクノロジーによって日々激変している社会の中、製造業の人たちは、レガシーな環境下で、働く人が疲弊している環境もあったりします。

こんな状況を見て、心からやばいなあと勝手に危機感を感じる日々でした。

もっと広く見ると、世界的に見て日本の技術は誇らしいものもあります。
美容品なんかは中国の人からの激烈な信頼があったりします。

「安心、安全、信頼」
こんなキーワードが日本の製造業にはピッタリかと思いますが、こういう素敵な文化もなくなってしまうのかも‥と思うと、ゾッとします。

一方で世界の時価総額の上位はGAFAと呼ばれる企業を始め、米中ITテック企業が上位を盛り上げています。

日本では、Facebook、Google、Amazonのような企業は出てこないかもしれませんが、戦後日本を支えた製造業が、デジタル化による再興から、世界と戦える企業にまたなっていくのでは?と本気で思っています。

そのためには、デジタル化が必須の工程ですし、世界に出ないまでも10年以内に必ずデジタル化の波がきます。

この波に乗れないと多くのメーカーが市場から退場していくことは目に見えています。

そんな製造業の”デジタル化を支えるインフラ”と呼べるプロダクトは、未だありません。

僕自身はものをつくれないけれど、ものを作る人たちの一番の使い手になって、「なくてはならない」思われる製品を提供したい思っています。
(SaaSは、無くてはならない製品にしないと即死だと思っています)

4、一緒に仕事をしてみたい人とは?

前置きレベルの話ではない長さで前置きしてしまいました…

僕自身、エンジニアリングのことについて分からないことがたくさんある中で、現在3名の優秀なエンジニアの人とのチームで、開発を進めています。

このとても重く解決されなかった課題を、ものづくりのデジタル化を支えるインフラを構築を通じて、解決していきたいと思っています。

そのために、開発チームを強化しなければならないと、日々痛感しています。

・この領域の課題は明らかに残っていて、どこも解決できていない
・テクノロジーで解決できる課題

間違いなく誰かが解決しにいく領域なので、あとはいかにして波がくるまでに沖にいけるか、という問題です。

・技術を使って、レガシー産業をひっくり返したい
・早くその渦の中心にいきたい、一緒にいける人(エンジニアの方)をいの一番で探しています(切実)

まだ船ができつつあり、旗もやっと立ったタイミングで、まだまだ何もない状況ですが、どうか、エンジニアの方に届きますように‥

※あんた誰や!と思う方もいるかもしれないので、こちらも張っておきます。



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