コーチングまとめ④「憧れとの距離の置き方」
コーチングの2回目は前回の宿題の報告から始まり、今後の進め方の話に。
成功者への憧れ
「どういう内容を扱っていこうか?」というコーチの問いに対して、自分が話したのは、
・自分には「受け」の資質が多いと感じていること
・「影響力」系の資質が低いのを、どうしたらよいか
・自分がどんなリーダーシップを発揮することができるか
ということ。特に、リーダーシップに関しては、世に言う成功者の方々の人柄や行動と比べると、あまりに自分が地味な資質ばかりであることに不安がありました。
「そういう成功者のようになりたいの?」と聞かれましたが、結局そうなりたい訳ではないんですよね。自分ができなかったことを振り返って、「きっと、あの人のように振る舞えたら上手くいったんだろうなぁ」という気持ちはあるけど、それが「あの人みたいになりたい」のとは違う。それはきっと、「自分がそうなれない」っていうのと「そうはなりたくない」という気持ちが根っこにあるから。自分が憧れている人は、自分に持ってない人を持っている人ですが、それは自分が(心の底では)いらないものを持っている人でもあるのかもしれません。
「それで困ってるの?」
そんな思いを吐き出しているうちに、コーチに聞かれたのは
「それで、実際に何に困っているのか?」
主体的に動ける人、影響力のある人、そういう人になれていないと感じている今、なにか実害はあるのか、と聞かれると、特に無いんですよね。それは単純に、自分が持ってないから欲しいだけ、無くてもいいけどあった方が良さそうだから、とりあえず欲しいぐらいのものでした。
「心配性」も才能
学生時代のサークル活動で、自分でやりすぎてしまって後輩を育てることができなかったことを後悔していました。手を出すと人のためにならないと分かってはいるのですが、困っているのを助けたいという気持ちもあるんですよね。今では、昔と違ってそこら辺を自覚しているのでギリギリまで手は出さないようにしています。
コーチ曰く、葛藤している自分をどう捉えるかが大切だそう。「モヤモヤしている自分はダメ」と思うか、「相手に任せられる自分はスゴい」と思うか。捉え方一つでだいぶ変わりますね。
「収集心」って地味…
僕の資質の1位である「収集心」ですが、正直、何に使えているのか謎です。いろいろ調べたりするのでインプット過剰な感じはあるのですが、それを一体何に使えばいいのか。
「人から聞かれること多くないですか?」
たしかに多いんですよね。自分としてはそのことに詳しいつもりは全然なくて、以前調べたから覚えていたりすることを伝えているだけなんです。正直聞かれることの中には調べればすぐ分かることもあるのですが、「調べればすぐ分かる」という考え自体が「収集心」のようです。
まとめ
・自分の心の動きをどう捉えるかで見え方が変わる
・資質は自分にとっては、「そんなこと?」という当たり前のもの
・自分にとっての当たり前は、他人にとって価値のあること
・今、自分が普通にできていることが、すでに普通じゃない
・資質って、「アルテマウエポン」や「エクスカリバー」のような特別な武器じゃない
今回の宿題
「自分にとっての当たり前は、どんな風に周りに貢献できているのか、人に聞く」