#今週の週報 （22.2月3週）
「おかあさんといっしょ」のあつこお姉さん卒業のニュースにショックを受けているのは、子どもよりもお父さんお母さんの方だと思います。
それでは、今週の週報です。
１．そうそう生活リズムなんて変えられない
他部署の支援で夜勤をすることがありました。夜間の作業なので、夕方くらいに仮眠しないとと思ったのですが全然眠れませんでした。
布団に入っても１時間くらい起きてて、そこからやっと寝ても１時間で目が覚めました。それ以上眠れそうにも無かったので、そのまま夜勤へと向かいました。
翌朝帰ってきてからも、寝ようと思って布団に入りましたが２時間ほどしか眠れず。そのまま夜まで普通に起きてました。その分、翌日は寝坊寸前まで寝てましたが、、、
普段の生活リズムを崩すっていうのは意外と大変なことのようです。翻って、一度習慣にしたことはちょっとやそっとじゃ辞められないということでもあります。習慣というものの力を再確認させられました。
２．サイクルが短いことの利点
いつもと違う仕事をしている中で気づいたことなんですが、１回のサイクルが短い仕事をしていると、どんどん改善が進んでいきます。
終わった後に「どうやったらもっと早く終わるかな」とか「どうしたらもっと上手くできるかな」とか、そういうことを振り返って次に向けて修正していくことで改善が進んでいくと思うのですが、その振り返りの間隔が短いほど改善のタイミングが増えて、より精度の高い仕事になっていきます。
今回の仕事では一人で商品を集荷する作業をしていたのですが、１回の集荷がだいたい５～６分かかるものをどれくらい効率よくできるのかにチャレンジし続けました。どういうルートで回るのか、どういう配列で商品が並んでいるのか、どういう順番で商品を詰めていくのか、など様々なことを考えながら仕事をしている中で、どんどん仕事にハマっていく感覚がありました。こういう一つの仕事に集中するのは久しぶりでしたね。
こういう作業系の仕事だからこそできることなのかもしれませんが、普段の自分の仕事にも活かすことができないかなと思ってます。今は週次や月次で振り返ってることをもっと短い期間・間隔でできないか、チャレンジしてみたいと思います。
３．人から言われないと分からないこと
先週の週報で「積極的にテレワークしたい」という内容を書いた後、特段出勤する用事が無ければ在宅勤務するようにしています。たまに、僕だけテレワークしてて他の人たちは出勤してる、なんてこともありますが気にせずやっていこうかなと。
そういう僕を見て妻が「普段は協調性あるんだけど、協調しないときもあって、それがいい」とお褒めの言葉をかけてくれました。そんなところを褒められると思ってなかったので（というかそれが良いこととも思わなかったので）、けっこう衝撃的でした。
誰かが誰かのことを褒めたり、良いと思う時って、自分じゃできないこととか難しいことをやっているときだと思うんです。だからきっとオリンピックに出れるような技術が無くても、普段何気なくやっていることや何かに向かって努力している過程も、誰かにとっては羨ましいことだったり、評価できることだったりするんだなと思いました。
４．知らなかった頃に戻りたい
先日読んだ詩集の中で考えさせれる一節がありました。
地球は平らな円板だと考えた
はるかなむかしに
生まれたかったと思う
夕焼雲のかなたのあの赤さは
大地の果ての火の流れじゃと教えられ
その火にひそかなあこがれを
（或いはわずかのおそれをも）
もちたかったと思うのだ
これを読んだとき、何かを知ったことで失われたものもあるんだと感じました。地球は丸いんだと知ったら、この詩のように「地球は平らだ」とは考えられなくなりますし、夕焼けが赤い理由を知っていたら「火」だとは思えません。世界の現象が科学的に説明されることによって、そういうファンタジーな部分がどんどん姿を消しているような気がします。
これと同じことが子どもと遊んでいる時にも感じられます。僕にとってはただの雪玉も彼にとっては宝物になるし、僕にとってはただの木も彼にとっては倒すべき怪物になる。
この生きてきた年月で知ってきたことは、僕の中に見える世界をどんどん広げて鮮明にさせてくれたと同時に、あやふやで幻想的な部分を取り去ってしまったようです。
知ってしまったことを忘れるのはなかなか難しいことです。それでも、時には何も知らなかったころのように思いっきりファンタジーな視点で世界を見てみたいと夢見ています。
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今週はこれまで手を出してこなかった詩集を読んでみました。なんか詩集って厚みがあって手を出しづらかったんですよね。ですが、読んでみると言葉の力の偉大さを感じさせられました。やっぱ、言葉ってすごい。
ということで、皆さんの一週間はどうだったでしょうか？
今週の週報でした。