コーチングまとめ③「資質の読み込み」

お試し回を終え、いよいよ3ケ月にわたるコーチングのスタートです。
初回は、自分の上位資質の読み込みをたっぷり1時間半。良くも悪くも出てくることの多い資質たちについて、その強みと弱み、組み合わせについて説明いただきました。

「資質」って何?

ストレングスファインダーでの「才能」は、以下のように定義されています。

「無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン」

つまり、自分の考えたことや物事に対する感情、行動パターンが「才能」と呼ばれているということです。
そして、「資質」は、その才能の集まりや固まりを表しています。

ストレングスファインダーの診断を受けると、上位5位まで分かりますが、その順番まで考慮すると、約3千万通り。日本でいうと、自分と全く同じ組み合わせの人は3~4人に1人ということになります。上位資質と呼ばれる10位くらいまでいくと、約100兆通り。自分と同じ組み合わせの人は、この地球上に、自分一人ということになります。つまり、自分のような考え、感情、行動をとるのは、自分だけ、圧倒的マイノリティだということです。こう考えると、自分が当たり前だと思っていることが必ずしも相手の当たり前ではないし、自分が普通にできることは、相手にとってはスゴイことだったりするわけです。だから、自分の強みや資質にフォーカスしていくことが、大事になります。

僕の資質について

以下、僕の資質について、過剰書きでまとめていきます。ちなみに、僕の資質上位は以下の通りです。(5年前に受けたものについてもコメントいただいたので、そちらも載せます)

・「収集心」
物や情報を集める資質。英訳すると「Input」。集める範囲に制限は無い。
・「学習欲」
知らない状態から知っている状態になるプロセス、その瞬間瞬間を楽しむ資質。
この2つはセットで発動しやすい資質で、「収集心」に「学習欲」が掛け合わされることで、集める情報の範囲が自分の学びたいことになる。

「収集心」×「学習欲」×「責任感」
任された仕事を果たすために、必要な情報を集めて、時には自分で学びながら、こなしていく。
(この組み合わせが活かせているためか、異動で初めての仕事に直面しても、ささっと仕事をこなせるようになっていきます。)

「収集心」×「学習欲」×「内省」
集めたり、学んだりした情報を、自分の中に腹落ちするまで考える。

・「内省」
自分の中で深く考える資質。考えたことを話すのに時間を要するが、その言葉には深みと重みがある。

「内省」×「コミュニケーション」
じっくり考えてから話す「内省」と、話しながら考える「コミュニケーション」の両方がある僕はハイブリットタイプだそうです。話す分野によって、2つを使い分けて話している感覚があります。

「内省」×「調和性」
じっくり考えたいという気持ちと、周囲となるべく外れない内容を話したいという気持ちが合わさり、話すまでにより時間が必要。僕は、会議等で自分の意見を周りの空気を読みながら、場を壊さない程度に議論の視点を広げたり、原点を思い出させたりと、バランサー的な役割を果たせる資質があるようです。個人的には、「もっと強く言えたらいいのに…」と思っていますが、これは弱みが強く出ている状態だそうです。

・「責任感」
責任範囲(内容、期限等)を明確に伝えられると、それを受けて確実にこなす資質。ルールを守るという意味で、倫理観、道徳観、正義感につながる資質。
・「回復志向」
物事を本来あるべき状態に戻す資質。そして、その状態を模索する資質。つまり、問題解決の資質。
・「信念」
自分の中に「責任感」のような倫理観、道徳観を持つが、それが普遍的な内容の資質。例えば、「世の中ってこうあるべき」といったもの。

「責任感」×「信念」
クソ真面目(苦笑)

・「慎重さ」
想定されるリスクを挙げて、それに備えてから、物事を始める。心配性だと思うかもしれないが、それは仕事の精度の高さ、信頼、安心感につながっている。
・「規律性」
一度習慣にしたものは、苦もなく続けられる資質。その根底にあるのは、「思考をシンプルに保ちたい」ということ。決められた手順を守ることから、いきなりプロセスを変えられたりするのが苦手。
・「未来志向」
未来のビジョンを描く資質。未来は今から自分で作っていくものという考えを持つ。過去は過去、これからはこれから。
・「包含」
仲間外れを作らない資質。みんなに居場所を与えることのできる資質。ここでの居場所とは、単に役割を与えるだけではなく、一人一人が安心していらられる場所。

まとめ

今回のコーチングを受けて、自分の言動がストレングスファインダーの上位の資質で説明できてしまうことが多く、驚くことも多々ありました。(コーチ曰く、ストレングスファインダーは科学的根拠に基づく占いと言われることもあるそうです)
それもあって、自分の内面や中身といった、ふわふわしたものが形を与えられたような感覚になりました。実際、言語化できるのがストレングスファインダーの強みでもあるようです。
そもそもコーチングを受けること自体が、自分の内面を言語化するという作業なのかもしれません。コーチからの問いを受けて話している内に、自分がどう考えているのか分かる感覚があります。例えると、「壁打ち」のような感じです。コーチという壁に自分の言葉が向かって行って、自分から出た言葉について、また考えるというような。自分から外に出ることで客観視できるようになるのでしょうか。

今回から、コーチングの最後に宿題が出るようになります。今回の宿題は、「自分の言動が、何の資質が反応しているか考える」

(次回へつづく)

#ストレングスファインダー
#コーチング
#才能